平素に在り

2003年12月21日(日) 迷い

不惑っていうのは40だったけな。
よく覚えていない。
迷ってばかりの日常はストレスが
多い。

アメリカのあるエコノミストによると
日本はまだ、ハイレベル・スタグネーションである。
のだそうだ。つまり、他の貧しい国から比べたら
よりハイレベル(生活水準が)なところで低迷している。

確かに、治安・清潔さ・超寿命・高い教育水準
など、若干疑問符がつきながらも「ハイレベル」
かも、しれない。

だが「心」はどうか。毎年3万人以上の人間が
自殺し、幼児虐待・犯罪の低年齢化と凶悪化・・・

明らかに荒んでいる・・というか海図の無い
航海のように落ち着かない世の中で
漠然と皆が不安を抱えている。

うちの会社も今日も新聞にでたが、
人員を大幅削減する。
会社を合併して人を減らす。・・・
これって、最も安易な経営じゃないだろうか。

その先に夢やビジョンがはっきりと示され
トップの思いが伝わって来るのなら
わかるのだが、それは全くなく、聞こえるのは
社員の不平ばかり。なんだかどんどん会社が
悪い方向へ進んでいく気がする。

人事評価っていうのも
そもそもよくわからん。
結局人脈と保身が透けて見えるし
更にはやめて欲しい人材は、ある特定の
部署に集めて人が厭がる仕事をさせる。

報復人事みたいのもあるし、


こんなことは、おそらく日本の
企業では茶飯なのだろう。
そもそも人に順番をつけるのは
どうしたものだろう。

明らかに「遣えない」奴はいる。

それは別として
大抵の人間は(うちの会社では)まじめに
人並み以上の仕事をやっている。
それらの人々が不安なく仕事に専念できる
状況を作るのが経営者だろう。

ああ、グチかよ。日曜の夜なのに。
やだね。やめた。

はやくパン屋になりたい。
鎌倉山でパン屋を開く。
朝4:00に起きて生地を捏ね
パンを焼く。17:00には店を閉める。

儲けなくていい。
美味しいと喜んでくれる客がいれば
収支は若干の黒字でいい。

海の香りと冬でも暖かい太陽と
緑に囲まれた鎌倉でパン屋を開きたい。


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こうたろう [MAIL]

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