北杜夫さんと同じ病が、ほとんど 完治。4年ぶりである。
残業代も月15万くらい稼ぐようになった。
日記の題名も新年度へ向けて変えた。 ニュースを独自の視点で掘り下げたい。 (できるか不安だが)
ニュースステーションのキャスターが変わった 時から思っているが、やはり古館氏には 荷が重いのではないかと。
「深刻ですね」とか「大変なことになってます」 などの形容詞で伝える報道姿勢には、物事の 本質を究めようとする姿勢が感じられない。
もともと、目に見えることを多くの同義語の形容詞で 面白おかしく、意味も無くリズムでしゃべるのを 芸としていた彼には、目に見えないものを的確に 言い表すのは無理なのだ。
フランスの暴動。背景にはCPEという雇用促進のための 法案がある。正社員の権利をあまりにも保護し過ぎた ために企業が採用に二の足を踏むようになったことに 対する対策として生まれた法案だ。
突き詰めると、日本でも正社員・派遣社員・パート アルバイト等の多様な雇用形態があるのに、 フランスではもっと硬直的な雇用体系しかない ということだ。
それにしても、26歳以下は2年間は試用として 雇い、「理由無く2年間は」解雇できる、というのは 随分乱暴な話である。
雇う側の「選択」「育成」の役割や、立場として弱い労働者 の権利があまりにも軽視されている。 「いつでも理由無く解雇される」可能性がある場所で労働者 は能力を発揮できるはずがない。
雇用形態については、日本でも議論が百出である。 派遣と正社員の違いは何か、待遇の違いの根拠は何か。 あるいは、正社員しかできない仕事は何か。 これらを考えると90年代から、リストラの名の下に 単なる企業側からみた「人件費抑制」としてしか 考えられていなかったことに気づく。
今後は、各雇用形態ごとの業務・待遇の明確化 とその根拠、さらに各形態間の行き来の自由など 企業にとっても人材確保として、また労働者としても 安心・納得して仕事に就ける制度を探る時期に 来ていると感じる。
・・フランスは大変なことになってます by古館・・
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