Tonight 今夜の気分
去るものは追わず、来るものは少し選んで …

2007年06月18日(月) 威厳を失った父の日



「 女は死ぬまで女だけど、男は役に立つ間しか男じゃない 」

                  マムズ・メイブリー ( アメリカの歌手、女優 )

A woman's a woman until the day she dies,
but a man's only a man as long as he can.

                                  Moms Mabley



夏物の ベルト を物色するために、女性と百貨店に出かけた。

6月の第3日曜は 「 父の日 」 なので、紳士用品売り場は賑わっている。


1909年、すでに 「 母の日 」 が普及していたアメリカの教会で、一人の女性が母の日の説教を聞きながら、「 父の日 」 もあるべきだと考えた。

彼女の母親は、南北戦争に従軍した夫の不在中、女手ひとつで6人の子供を育てたが、過労のために体調を崩してしまった。

戦争が終わり父親は帰還したが、すぐに母親が亡くなり、軍人だった父親はあらゆる犠牲を払って、生涯を独身で働き続け、必死に子供を育てた。

そんな父親の姿を偲び、彼女が牧師協会に 「 父の日 」 の制定を嘆願したところ、多数の共感を得て 1916年には広く認知されるようになった。

ちなみに、嘆願した女性の父親が 6月生れだったので、6月の第3日曜を 「 父の日 」 とするようになったらしい。


外国の話だから仕方ないのかもしれないが、この美談はアメリカで広く知られている割に、ほとんど日本人には普及していない。

感謝の印として何かを贈る習慣も、「 母の日 」 に比べると 「 父の日 」 のほうが、なんとなく、盛り上がりに欠けるようで、どうにも印象が薄い。

また、感謝する、しないは別としても、昔は 「 地震、雷、火事、親父 」 などといって、父親とは 「 怖い存在 」 だったはずが、最近はどうも違うようだ。

上戸 彩 さん が出演されている 「 ホワイト家族 」 という携帯電話の CM では、母、兄、娘は人間なのに、お父さんが 「 犬 」 の設定になっている。

あれが、お父さんは人間で 「 お母さんが 豚 」 だったら、たちまち、抗議の電話が殺到しそうだけれど、「 お父さんが 犬 」 には誰も文句をつけない。


昔のような男尊女卑がよいとは思わないけれど、あまりにも父親の存在が軽視され過ぎるのは、子供の教育上、よろしくないような気がする。

お父さんたちも、それに反発せず、逆に 「 軽量化 」 を甘んじて受け容れ、女々しい言い訳をしては仕事を休み、身を粉にして働く人が減っている。

男女平等とか、子供の意思を尊重なんて言葉を並べれば聞こえは良いが、権威を重んじたり、その義務を果たす責任から逃避している人も多い。

息子が成長の過程で 「 権威を振り回す頑固親父と衝突する 」 なんて話は昔からあるが、大抵、そこには息子の 「 将来の夢や希望 」 があった。

いまは、何の夢も計画もないくせに、ただ、秩序に縛られ従わされることが面倒なだけで、父親の威厳を認めようとしない若者が多くなっている。


諸悪の根源は、「 君が代、日の丸 」 に敬意を示さず、権威や秩序を重んじる美徳を崩壊させた日教組など 「 モラルを失した教職員 」 にある。

現在の日本では、犯罪者はもとより、マスコミ、公務員、企業経営者など、ありとあらゆる方面で 「 ルール を守らない人間 」 が急増している。

若干の不平等感や、理不尽な弾圧はあったかもしれないが、昔のように、国旗、国歌に敬意を払い、親父を怖れた時代より、秩序は崩壊している。

最近、年金問題などで支持率を落としている安部内閣だが、愛国心など、敬服すべき権威への姿勢を正し 「 秩序の回復 」 を図る理想は正しい。

ただ、安部内閣もそうだが、世間のお父さん方も、良い仕事、尊敬に値する活躍をみせないと、威厳を取り戻せないことは肝に命じるべきだろう。






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