「 ああ、なんて素敵な朝だろう!
ああ、なんて美しい日だろう!
私も素敵にいい気分。
なにもかも、うまくいきそうだ 」
ミュージカル 『 オクラホマ! 』 より
Oh, what a beautiful mornin' Oh, what a beautiful day, I got a beautiful feelin', Ev'rything's goin' my way.
Oklahoma!
ミュージカル 『 オクラホマ! 』 第一幕、最初に牧場でカウボーイが歌う。
歌詞は オスカー・ハマースタイン、曲は リチャード・ロジャース の作品。
元来、日本人の気質は、精神基盤が仏教的であることに起因している為、精神的な強さ、タフ さを重んじる傾向にある。
自分の内面と向き合い、煩悩 ( 欲望 ) を振り払いながら自己精神を高めていき、最終的に仏になることが、仏教の真髄とされてきた。
だから日本では、うつ病や、うつ傾向にある人に対し、「 精神が弱い 」 とか、「 精神がたるんでいる 」 という批判を向ける風潮が長く続いている。
アメリカのように、社会全体で幅広く カウンセリング の受け皿が整っている国と違い、精神科、心療内科に通うことが、個人の汚点にもなりかねない。
しかし、世の中に閉塞感が溢れ、夢や希望の持てない若者と、軽労働でも疲れきる中年が急増する中、「 そんなことは言ってられない状況 」 にある。
うつ病にかぎらず、病気は全般的に予防が肝心だけれど、もしも、うつ病になってしまったら、早めに カウンセリング や心療内科に行くことが重要だ。
一人で悩んだり、対外的にそれを隠すことが、さらに、大きな ストレス へと発展しやすく、病状を悪化させてしまう怖れがある。
医者に診てもらうべきかどうか躊躇されている人、軽度の うつ傾向 にある人の場合、実は、状態を克服するために 「 身近なよい方法 」 がある。
それは、朝10〜20分ほどの間 「 日光浴 」 をすることで、一部の専門医、カウンセラー が患者に推奨している 「 費用の要らない治療法 」 だ。
普段より30分ほど早起きして、近くの公園に散歩をするだけで、見違えるほど回復した症例もあり、薬と違って 「 マイナスの副作用 」 がない。
太陽光線の中には、紫外線などの強力な波長も含まれているが、植物の光合成を育成、促進する 「 生命を育む エネルギッシュ な 力 」 がある。
夏場、日中は日差しが厳しいので、日焼けし、体力を奪われる心配もあるけれど、早朝は適度に柔らかく、空気も澄んでいるから散歩が心地よい。
早朝の日光浴で、強い光を毎朝浴びることにより、体内時計が調節され、夜に眠りやすくなる 「 睡眠障害の緩和 」 も、科学的に証明されている。
事実、うつ病患者の多くは、夜更かしの過ぎる傾向が強く、朝昼は引きこもりぎみで、夜行性タイプ の人が目立っているように思う。
朝30分早起きすることを 「 無理 」 と固辞する人もいるが、夜を30分早めに寝れば睡眠時間を削らなくて済むのだから、けして無理な話ではない。
バリ島の砂浜で波のせせらぎを聴き、森で鳥のさえずりに耳を傾け、太陽の光を全身に浴びると、自然の恩恵に触れる重要性を再確認した思いだ。
都会で満員電車に揺られ、アスファルトを駆け巡る生活の中でも、朝の短い時間ぐらいなら、近所を散歩して日光を浴びる機会は得られるはずである。
私も少し前から、ネット は夜だけにして、朝は早起きして外へ出かけるようにしていることと、タバコ をやめたことで、なんとなく体調が良い。
三食を規則的に摂れるし、快眠できるし、スッキリ した頭と気分で出かけたほうが、朝の仕事を効率よく消化できるので助かっている。
これで、もう少し 「 お腹まわりの肉 」 が取れれば言うことないのだけれど、そこまでは、お天道様も面倒みていただけないようである。
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