Tonight 今夜の気分
去るものは追わず、来るものは少し選んで …

2007年07月09日(月) 東洋医学の神秘



「 中年 ( ミドルエイジ ) とは、腹 ( ミドル ) の辺りに 年齢 ( エイジ ) が

  あらわれ始める頃だ 」

                      ボブ・ホープ ( アメリカのコメディアン )

Middle age is when your age starts to show around your middle.

                                     Bob Hope



とある文献によると、40歳 を過ぎたら 「 初老 」 なのだそうである。

それは、平均寿命が短かった過去の話かと思いきや、そうでもないらしい。


人によって個人差はあるけれど、人間は、ある程度まで進化、成長するが、どこかの時点からは老化、衰退していく定めになっている。

特に健康面で不安の無い人でも、中年になると冒頭の言葉のように、お腹の周りがたるんできたりして、もう若くはないと気づかされることが多い。

主婦の方は、ご主人のお腹が 「 みっともない 」 と憂うが、ご自分もかつての 「 くびれた腰 」 が、いまや 「 くたびれた腰 」 になったりしている。

見た目が不恰好なぐらいなら、多少の 「 ご愛嬌 」 で済む話だが、肥満は健康面での黄色信号でもあり、あまり度が過ぎると不安が生じる。

私も、これといって心身ともに問題はないようだが、長く、健康に、できれば 「 見栄えよく 」 暮らしたいので、その辺には気をつけたいと思う。


東洋医学は西洋医学からみて、科学的な根拠に欠けると批判を受けることもあるが、「 予防医学という観点では、優れている 」 との評判をよく聞く。

両者の大きな違いは、東洋医学が人体を 「 マクロの視点 」 で眺めるのに対し、西洋医学は 「 ミクロの視点 」 で捉えているところだろう。

東洋医学では、病気は体内の 「 陰 」 と 「 陽 」 のバランスが乱れた結果と考え、体質、自然治癒力など、病状ではなく患者主体に改善しようとする。

西洋医学では、病気そのものが深く分析、研究され、手術や投薬によって、病気の原因を人体から排除しようとする特徴がある。

だから、大病に至るまでは東洋医学の予防効果で体調を維持し、とことん悪くなってしまったら西洋医学に頼ることが、得策だと考える人も多い。


最近、仕事の関係で中国へ出張する機会が多いのだけれど、上海などで 「 ツボ治療 」 を受けると、すこぶる体調が良い。

ツボを押すと、腰や肩などの 「 コリ 」 を和らげられ気持ち良いうえ、内臓の疾患もわかるが、その人の感情でも、内臓の悪い個所がわかるらしい。

西洋医学でも、ストレスによる人体への悪影響を認めているが、東洋医学では、どの感情が、どの臓器に影響を与えるかまで、長く研究されている。

喜怒哀楽という言葉があるが、東洋医学には 「 怒喜思憂悲恐驚 」 という 7種類の感情表現に分けられ、それぞれが五臓に対応しているとされる。

五臓との組み合わせは、「 肝臓 = 怒 」、「 心臓 = 喜 」、「 脾臓 = 思 」、「 肺臓 = 憂悲 」、「 腎臓 = 恐驚 」 だそうである。


現在、体調の悪い人は、自分の感情がどんな状態 「 怒喜思憂悲恐驚 」 にあるか分析してみるのも、一つの方法だろう。

怒り過ぎれば肝臓を傷め、喜び過ぎれば心臓を傷め、思い過ぎれば脾臓を傷め、憂い悲しみ過ぎれば肺臓を傷め、恐れ驚き過ぎれば腎臓を傷める。

自分の感情が過ぎた状態にあるならば、強い感情を静める努力によって、体調の回復を早められるかもしれない。

楽しく、生きがいのある人生を送るには、心が穏やかで、体が健康でなければならないが、心は体に影響を与え、体は心に影響を与える。

特に中年以降は、西洋、東洋の医学を上手く融合させて、心と体の調和がとれた状態で、ハッピーに暮らしていきたいものである。






↑ エンピツ投票ボタン です。 一度クリックする毎に筆者が踊ります。

My追加


 < PAST  INDEX  NEXT >


Oldsoldier TAKA [MAIL]

My追加