「 真の恋愛の兆候は、男性は臆病さで、女性は大胆な行動でわかる 」
ビクトル・ユゴー ( フランスの詩人、小説家、劇作家 )
The first symptom of true love in man is timidity, in a girl it is boldness.
Victor Hugo
ご存知 『 レミゼラブル 』 の作者、「 ユーゴ 」 でも 「 ユゴー 」 でもよい。
冒頭の言葉をみると、19世紀も21世紀も、恋愛に変化はないらしい。
女性の方は無意識かもしれないが、交際した初期段階は控えめで、徐々に積極的な態度をみせ始める傾向が強く、男性はその逆が多いようだ。
大方の男性は、あまり女性が積極的すぎると 「 ひいてしまう 」 ので、賢い女性は押し方を心得ていて、さりげなく リード する術を知っている。
たとえば、服装でいうと、最初は肩のあたりが覆われたものを着て、段々と鎖骨が見える キャミソール などを着用されると、魅力にハマりやすい。
そういう女性を 「 小賢しい 」 と思いながらも、狙いどおりに惹かれていくのが、これまた悲しい男の性 ( サガ ) というものである。
たとえ、「 そりゃ、お前だけだよ! 」 とツッこまれても、鎖骨好きの私としては、徐々に肩を露出する美女におねだりされると、簡単に陥落しやすい。
盆休みは部屋でノンビリと目論んでいたが、そんな 「 肩出し美女の要望 」 によって、来週末からまた 「 バカンス 」 を提供する羽目になってしまった。
旅行は嫌いじゃないが、毎年、盆休みや正月、GWなど 「 国民行事的 」 な休暇時期は、空港も現地も混雑するので、たいてい避けてきたのである。
6月に バリ島 へ行ったのも、この時期の旅行を避ける手段だったが、別に行きたいところがあるというので、やむなく計画に付き合うこととなった。
それに、前回の旅行では私が 「 カイトボーディング 」 にハマってしまって、すっかり彼女を放ったらかしにしていたのは、紛れもない事実だ。
そんなわけで、彼女の休暇に合わせて旅行に出ることとなったが、人込みの苦手な私としては、ちょっと気の重いところである。
また、どうも今回の旅行で 「 一気に気持ちを固めさせたい 」 という思惑も見え隠れしており、徐々に臆病になる私としては、微妙な心境である。
いまさら 「 世界中の美女を征服したい 」 とか、「 もっと遊び倒したい 」 とは思わないが、さすがに結婚となると簡単には決断しにくい。
仕事では 「 迅速な決断力、実行力 」 を ウリ にしているが、こと私生活になると、これがなかなか 「 煮え切らない奴 」 なのである。
自分の気持ちもそうだが、お相手に対しても 「 こんな奴でいいの? 」 という不安があり、既婚者の皆様の決断力と自信には、実に頭の下がる想いだ。
とりあえずは、徐々に大胆さを増してきた彼女へ怖れをなしながら、今回の旅行は、緊張と警戒心の緩まない 「 冷や汗 バカンス 」 となりそうである。
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