「 カレンダーのどの日も、明日ほど重要ではない 」
ロイ・ウィルソン・ハワード ( アメリカのジャーナリスト )
No date on the calendar is as important as tomorrow.
Roy Wilson Howard
あけましておめでとうございます。
本年も、よろしくお願い申し上げます。
年末から数えて一週間、彼女が来てくれて ( 押しかけられ ) 珍しく自宅に引き篭る正月となったが、おかげでまた体重が増えたように思う。
いつも独りなので、少し窮屈な感じもしたが、新婚さんみたいな愉快さとか、艶っぽさもあり、それはそれで楽しい年越しとなった。
自分より一回りほど若いが、まったくパソコンに興味のない彼女は、大の 「 テレビ好き 」 なため、一緒にテレビを観ては、何か食べて過ごした。
おかげで日記の更新は遅れたが、他に楽しいことがあれば休載するつもりで書いてきたから、こんな正月があってもいいかなと思う。
これからどうするか、それは未定だけれど、とりあえずは可愛い彼女ともうしばらく、ダラダラしながら “ 正月ボケ ” を過ごすのも悪くない。
一年の初めに、「 一年の計は元旦にあり 」 などと意気込む人や、物事は最初が肝心だと力説する人も多いが、はたしてそうだろうか。
そんな思い込みが強すぎると、一年の前半で失敗した場合、どうせ駄目だろうと意気消沈し、後半が尻つぼみになる恐れもある。
大事なのは、「 つまづかないこと 」 でなく、「 つまづいたままでいないこと 」 であって、残された時間に、希望や、可能性を求めることではないか。
そう考えると、冒頭に挙げた言葉のように 「 明日こそが大事な日 」 という意識で、繰り返し毎日を大事に過ごすことが、もっとも賢明なように思う。
疲れたら休憩し、遊ぶときは遊んで、過去の失敗や悩みなど引き摺らず、新鮮な気持ちで明日を迎える人は、余計なストレスにも振り回されない。
現代社会は 「 ストレス社会 」 だと言う人も多いが、それは現代人の多くが 「 忘れること 」 と 「 赦すこと 」 の能力、資質に欠けているためだと思う。
だから、気持ちを切り替えたり、眼前の幸福を十分に楽しむことができず、常に不平不満や、怒り、憤りといった気持ちに、感情が支配されやすい。
カレンダーのどの日も 「 明日ほど重要ではないじゃないか 」 という意識で毎日を過ごすことが、自分や他人の過去を赦し、忘れる一助になる。
安易に忘れることで 「 重大な問題が置き去られる 」 という反論もあるだろうが、常に前向きで新鮮な気持ちを持たない者に、問題解決能力はない。
ちなみに、私の明日は 「 明後日から始まる仕事の準備をせず、遊ぶことに集中する 」 ことが目標で、それが達成できれば 「 合格 」 である。
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