2008年08月04日(月) |
韓国、中国が 「 沖縄も領土 」 と主張する危険 |
「 何度でも挑戦し、決してあきらめない。
これがどんな分野であれ、一流になるための秘訣である 」
W・クレメント・ストーン ( アメリカの実業家 )
Try, try, try, and keep on trying is the rule that must be followed to become an expert in anything.
W. Clement Stone
名言の多くに、「 あきらめないこと = 夢を叶える手段 」 という記述がある。
ここでは、「 あきらめないこと = 一流の条件 」 だと紹介されている。
たしかに、メジャーリーグで活躍するプロ野球選手も、北京五輪に出場するアスリートたちも、「 夢をあきらめなかった人々 」 と言えるだろう。
それほど極端な例でなくても、我々の身近で成功している人、活躍している人たちの大部分は、やはり、粘り強く、何度でも挑戦するタイプが多い。
どんな分野でも、最初から一流という人はいないわけで、恵まれた天性の資質があったとしても、何度か躓き、失敗を重ねながら大成するものだ。
名門大学から鳴り物入りで入社したものの、些細なことで失敗し、やる気を失くして脱落する人もいれば、コツコツと努力を重ね、成功する人もいる。
一流と二流を分かつ点は、「 最後まであきらめない能力 」 の違いといっても過言ではなく、簡単にあきらめてしまう人は、一流として認められない。
日本の教科書に 「 竹島 = 韓国名 ・ 独島 」 の領土問題が盛り込まれることを受け、韓国のマスコミは、連日 「 竹島問題 」 を取り上げているらしい。
竹島に上陸し、30分ほどの観光をする 「 独島ツアー 」 も人気で、韓国の旅行会社にとっては、いまや “ 定番商品 ” となっている。
今後は、宿泊可能な観光設備を建設したり、飲料水、食糧などを調達して定住人口を増やし、無人島から 「 有人島 」 に変えようとする動きもある。
日本側からみれば、「 他人の土地で好き勝手しやがって 」 てなものだが、韓国人は 「 自分たちの土地 」 と思い込んでいるから始末におえない。
本気で韓国と “ 領有権 ” を争うつもりなら、早急に手を打っておかないと、この問題は 「 日本にとって不利 」 となることは間違いないだろう。
もしも他人が、知らない間に自分の土地を占拠し、そこに家を建てて住んでいたとすれば、当然、「 不法侵入 」 として訴え、退去を命じることができる。
ただし、何年も、何十年も、そこに住み続け、土地の持ち主が黙認していたとしたら、そう簡単に事態は収まらない。
日本政府は、とりあえず “ ことなかれ主義 ” で静観しつつ、いざとなれば 「 国際司法裁判所 」 に裁定してもらえば “ 勝てる ” と楽観視している。
しかし、明確な抗議も行わず、これ以上の侵略や定住を見過ごすようでは、たとえ第三者機関の仲裁が入ったとしても、どちらに転ぶかわからない。
竹島問題については、政府の対応だけでなく、国民レベルでも、韓国側の異常なまでの反応に比べ、日本は盛り上がりに欠けている印象が強い。
北朝鮮による拉致問題、竹島、尖閣諸島などを巡る領土問題では、政府による外交の “ 弱腰ぶり ” が、いつも批判を浴びている。
実際には、“ 弱腰 ” というよりも、「 あきらめが早いこと 」 にこそ、どうやら問題があるようで、それが 「 外交は二流 」 とされる点ではないだろうか。
もう少し、「 最後まであきらめない 」 という姿勢を持たなければ、これから先も、周辺諸国との外交折衝で、対等の立場が保てないように思う。
たとえば、沖縄から米軍基地を排除した途端に、「 沖縄は我々の領土だ 」 と、韓国や中国が言い出さないともかぎらない。
交渉事において、“ あきらめない勇気 ” を持たない者が 「 すべてを失う 」 のは鉄則で、相手の良識に期待するだけでは不安が大きすぎる。
|