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下積みの大切さ - 2002年04月24日(水) 今年の新入生(大学1年)の学力の低さに呆れた 大学生の毎年の学力の低下を危惧したのか 最初の授業時に数学のテストをしたらしい 足算、引算、展開、因数分解、微分などの範囲で 結果は130人いる内で80人が補講の必要有り そして私の卒研班は因数分解を受け持つことになった 今日はそのための指導方法と自分たちで因数分解を再確認 明日の補講でのテストを自分たちもやってみる ややこしい公式を使う問題に少してこずったけれど 解いてみるとどうってことない それにもし解けない問題があったとしても 少しの情報から導くということが私たちは出来ると思う でも今の若い人たちはそれが出来ないんじゃないだろうか? 以前中学生の家庭教師を10人程していたことがある 出来る子でも出来ない子でも共通していたのは 自分が体験したことの無い解法で解く問題には 全くと言っていいほど解くことが出来ない 問題から少しでも情報を探し そこから何かを導いていくことが出来ない どの子も全ての公式・解法を暗記して問題を解こうとする 出来る子と出来ない子の違いは暗記量の違い 確かにそうではなく、自分で考え導ける子もいた だが本当に僅かしかいなかった 今回のテストだって暗記しかしていないで来たから解けない 常に先生から言われることがある 社会に出て大学で学んだマニュアルや知識なんて そのまま使えることは殆ど無い マニュアルや知識は全て頭に入れておくことは必要だが それ以上に必要なのはそれを実際の現場にどうやって応用するか ただ頭だけでかくても何の役にも立たないと 小学、中学、高校での勉強も同じ 受験のためだけにするのではなく それ以降の社会で生きて行くために必要な学習 専門的な知識を学習するために必要な基礎になるということ 全ての知識が将来自分の力になり、助けになっていく このことを再認識できたこと それが唯一1年生に感謝することでした ...
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寂しがりやな豚ちゃんたちの旅跡 ![]() |