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【 写真記録 これが沖縄戦だ 】〜book 2〜 - 2002年05月01日(水) 鉄血勤皇兵士として天皇を神と信じ戦ったもの 天皇は人と知りながらも家族のために命を掛けて戦ったもの 必ず勝てると信じていたもの 負ける戦いだと分かっていたもの みんな思いは別だった だが死は平等に降り注いでいった 女の人も幼い子供たちも老いた人たちにも 全員が戦地の真中にいた 武器も無く逃げるための船も無く ただ死ぬための手榴弾だけを手渡され この沖縄が全滅し 広島、長崎が原爆によって吹き飛ばされ それでも戦い続けていた日本 今あの戦争は全てが間違いだったと誰もが知っている なぜあそこまで間違いを信じ 押し通すことが出来たのだろう 天皇、神の命令だから? 軍部、力で押し付けられたから? 法律、反戦は非国民だったから? 全てが誤った方向に向いていた でもそれだけではないだろう 今でも多くの戦争が起きている そこに共通しているのは無知だと思う 何かを言われた時、それを疑うことが出来ない 全て正しいと信じ込まされる 日本でも教育を正しく受けた大学生たちは知っていた この戦争が誤っていること、天皇は人だと でも多くの国民は知らなかった 戦争に勝てば生活が潤うと信じていた 昔、ある人が言った 「無知の知」 己が無知だと知っているものが正しいことを出来ると 無知と知ることで学ぶこと、吸収することが出来ると あの時、日本は無知だと言うことを知らなかった 知ることを許されなかった ...
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寂しがりやな豚ちゃんたちの旅跡 ![]() |