○プラシーヴォ○
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「今日、早く帰ってくるから がちゃ子の好きな焼き鳥屋さん行こうな」
わーい わーい
朝、ハム男が仕事に行った後、 何もすることがなかったので 大阪へ買い物に行った
あー
やっぱりダメ
人ゴミだめ子ちゃんなので 2時間ほどしたら 気分が悪くなってきた
だって 無人の場所が無いんだもん!!!
常にどこも 満員なんだもん!!
まだ4時前だったけど とりあえずハム男の家に戻って 本でも読んでのんびりするべえ
早々に人ゴミの町から 退散
電車に乗ったとたん、 ハム男から着信
「がちゃ子、俺 今帰ってるとこやから」
あなたの会社 いったい何時に終わるんですか
「だって、今日行かなきゃ行けない現場は もう終わって、することないんだもーん」
女子高生のようにすねるハム男
ハム男が次の駅で待っててくれるというので 慌てて電車を飛び降りる
ビデオ屋に行って 『ジョンQ』『Dolls』 を借りて帰る
あー幸せ
久しぶりに焼き鳥屋で飲んで 酔っ払った
手を繋いで 涼しい空気の中を ルンルンと帰る
部屋に帰り、気がつくと これまた酔っ払ったハム男が 私のわき毛をピンセットで抜いてくれていた
常に私は ハム男に触れて 充電をしようと一生懸命だった
3年目なのに こんなに好きでどうしよう
背中にがっしりとしがみつく私を まるで気にせず ハム男がタバコを吸ったり ビールを飲む
嫌いになるのも 好きになるのも
私の知らない人が 私の知らないところにあるスイッチを 勝手に押しているように
突然極端に変化する
今、好き好きスイッチオン
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