どうしても、どうしても・・ 私の望むものは、そこにある。
ガラスのような透明な輝きをもつその宝物を 大切に抱いてゆくのだ。
なくした心を埋めるためではなく、 自分の心が暗く沈んで固まってしまわないように。 いつまでも生きていられるように。
「それ」が輝くから 心に血が通う。 私の心を動かすもの。
「それ」がなかったら、 私の心は動かない。 動かずに死んでいくのだ。
「希望の星」 そんなふうに言ったことが、あるかもしれない。
高い空にあって、きらきらと輝いているから。
いつも、「それ」に向かって手を伸ばして 空を抱いている。
高い空に、「それ」が輝いているのを 確認するだけで、安心する。
私の、希望の星。
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