楓蔦黄屋
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2020年12月02日(水) 己卯・橘始黄・ちょきん

部屋をきれいに保つことについてわずかばかりではあるが前進できたんだから、
経済観念においても育てようと思って遅すぎることはもしかしたら
ないんじゃないかと思いはじめてきたお。太鳳。

わりと欲しくなったらすぐ買ってしまうタチだ。

昔に比べたらさすがに少しは考えるようになってきたが、
ひょんなことから小金が入ったりするともう財布のヒモはガバガバだ。
財布のヒモっていうか、指から流出するクレカの情報が。

世の中には借金に抵抗がある人もいると思うが、
クレカ程度ならば私はあまり抵抗はない。
要は返せばいいからだ。
返さないから大変なことになるわけで、ちゃんと返せば別に何の問題もないのだ。

「正しい借金ならば、返していくことで逆に信用になる」というのは母の主張だ。
奨学金を返済し終わったとき、ちょっとだけその意味を実感した。

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しかしまあ、ここらで少しは「お金を使わないでとっておく」という技も身につけたほうがいいのかもしれない。
家のローンをわずかではあるが背負っている身としてそう思う。
奨学金のときの経験で、自分は「借金を返すために働く」のが別にイヤな性分ではないことを知った。
ならばお金をお金のまま所持できるよう精進するのもいい経験になるかもしれない。

そういうわけで、ちょっと前からやってみたいことがあった。
それは「つもり貯金」だ。

カードの支払額を見るたび、「このお金を全部貯蓄に回したらけっこういい額いくよなあ」と思っていた。
それを実行するのだ。
何か欲しいものがあったら、お金を支払う感覚でメイン口座から貯蓄口座へ振り込む。

最近、それを初めてやってみた。

おお。
わりと抵抗があった。
「こんなの買っちゃって本当によかったんだろうか」という後悔がほんのり芽生えた。
モノが手に入るときはまっっっっったく感じない類の後悔だ。

ただ口座の額がマイナスになる(実際はならないが)だけなので
次にお金を使う抑制力になりえるな、これは。

ちなみに1ヶ月以上経ってもまだ欲しかったら
そのときは迷いなく貯蓄口座からお金を払って買ってよいルール。
なのでガマンしているという感覚は一切ないのも有効だ。
むしろちょっと購買欲も満たされてる。

さて、この方法は私に合ってるだろうか。



楓蔦きなり

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