感想メモ

2002年12月11日(水) 新版 指輪物語8 王の帰還(上)  J・R・R・トールキン

瀬田貞二・田中明子訳 評論社文庫 (1955,1966) 1992

STORY:
アイゼンガルドでサルマンを倒した一行は三手に分かれる。ガンダルフはピピンを連れてゴンドールのミナス・ティリスへ向かう。アラゴルンはローハンの国王たちより早くゴンドールへ向かうため死者の道を通る選択をする。メリーは国王とともにローハンへ戻り、その後ゴンドールへ向かうことになる。ゴンドールではついに戦いの火蓋が切って落とされ、ゴンドール軍は壊滅の危機に瀕す。先についたローハン軍が間に入り一時形勢逆転かと見られるが、それもつかの間だった。しかし、ついにアラゴルン一行がやって来て壊滅の危機を脱する。彼らは会議を開き、モルドールへ進軍することを決める。

感想:
 相変わらず様々な本が間に挟まって落ち着いて読んでいるわけではない。

 この巻はフロドたちのことには触れていない。ただ戦いがどのように進行していくかが語られているので、戦いのはっとする場面とか、この後どうなるのかという進展を見る場面は早く進むのだが、それ以外の部分は何度読み返しても頭に入らなかったりして、進み方が鈍かったような気がする。

 いよいよ次巻が最終巻である。しかし、その前にまた別の本を読む予定。とにかくフロドがどうなったのかが知りたいのだけれど。


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