今週の私はちょっとアカデミックに多忙な予定。 なーんてね。 司書教諭という、学校図書館の司書をする資格を取るために大学の集中講義に通うことになったのです。
「図書館を使って、子供を本好きにするには」ということが、大きなテーマなので、私にとって、なかなか実際的に興味深いお勉強です。
そんなこんなで、講義で紹介された、一冊の本が『100万回生きたねこ』という絵本でした。
私、絵本って、嫌いなのよね。 何が言いたいのか、わからない。 言葉が少なすぎて、よく分からない。 きっとそれだけ自由に想像の翼をはばたかせて読むってもんなんでしょうが、私にとっては、評論とか、主張があるもののほうが、どれだけ表現が硬くっても、理解できる気がする。
この絵本も、やっぱり、なにがいいたいのか、はっきりよくわかんないんですが、でも、このうすい絵本を読んでいるうちに、なんだか、涙があふれてきました。 胸がいっぱいになりました。 なんでなのかなあ?
理屈で説明しようと思えば、何とでもこじつけられるのかもしれないけど、今日、この本との出会いは、ただシンプルに「泣いちゃうくらいいい本だ」ってことにしておきたいな。
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