きよこの日記

2002年09月15日(日) 祈り

今日は卓球の試合に行ってきました。
大学時代に一緒に練習してきた仲間と久しぶりにチームを組んでの試合は、懐かしくって楽しかったです。

あるチームとの試合、なかなかの混戦で、2−2で、五番手に勝敗が委ねられました。
わがチームの五番手はちーたん。私の一つ後輩です。
ちーたんはとっても強いんだけど、相手チームの選手もかなりやる。先に2セット先取されてしまった。
でも、ちーたんも落ち着いて作戦を立て、3セット目、追いついてジュースになりました。

ベンチは大盛り上がり、私も精一杯応援します。
でも、ボールが動き出したら、もう、声を出すことはできません。もう、まわりで見ている人間にはどうすることもできません。
「こんなにがんばっているんだから、どうしても勝たせてあげたい!」
こう思う時、最後の手段で私は祈ります。
なんだかわかんないけど、祈ります。
誰にというあてもなく、祈ります。
祈る言葉を知らないので、祈りの言葉は高校時代の朝の祈りです。
…天にましますわれらの父よ、御名が尊まれんことを、御国の来らんことを、御旨の天に行わるるごとく、地にも行われんことを。…

困ったときの神頼みってやつです。
でも、不思議とこうして祈ると、願いが通じるんです。
この時も、何度もジュースを繰り返した末、ちーたんがこのセットをとりました!そして、4セットも連取!
ただ、最後の最後には、負けてしまいました。

卓球は「勝てば官軍、負ければ賊軍」のせちがらい世界。
今日、残念ながら勝つことはできなかったけれど、ちーたんはすごくいい試合をしてくれて、勝ちよりも価値がある試合もあることを思い出すことができました。


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