きよこの日記

2003年03月24日(月) 私の復讐

私を評して「竹を割ったような性格だね」と言う人がいれば「きよこだけは敵にしたくない」と言う人もいる。
自分から見ると、後者のほうがあたっていると思う今日このごろです。

私を怒らせると、恐いですよー。
ずーっと怒っています。根に持っています。納得しない限り。
でもまあ、私もそんなにいつもいつも人を恨んだりするほど悪人じゃないんですよ。
私を怒らせるなんて、ごくまれな人です。

この一年間で私を最も怒らせた人。それは、私の事務の前任者、T先生です。
でも、T先生が産休・育休をとることになって私が補充に言ったので、T先生なくしては、楽しい村の学校ライフもなかったから、その点ではまったく文句のいいようもありません。
でもねえ…。
やり方が気に入らなかった。

私と同い年だけど、可愛くて、ものごし柔らかでおっとりした感じで、
「すいませ〜ん。ごめんね〜」
って第一印象はよかった。
引継ぎに行ったら
「うーん、私この学校で事務らしいことぜんぜんしてないなあ〜。
適当にゆっくりやればいいよ〜」
なんて言って、二時間もやらずに帰っていいっていわれた。
どんな気楽な仕事かと思って、始めてみたら…。
なによ。超専門的じゃないの。
学校の予算なんて全部パソコン上で操作するし、人事・服務・給与、どれをとっても細かい形式が決まっている。
わかることとわからないことを比で表すと、1:99ぐらいだった。

わからないから、T先生に聞こうと思って電話をする。
出ない、出ない。
まる2日間つながらなかった。
ずっと携帯は「電波の届かないところか電源が入っていないためかかりません…」のアナウンスが流れていた。
それでも、あきらめきれずに、掛け続けたら、ある瞬間、話し中の呼び出し音に、
「今だ!」
と思って、1分後ぐらいにまたかけたら、また「電波の届かないところか…」。

校長先生に「以前出した文書と同じ物を出してくれ」と、以前の見本を見せてもらう。
「パソコンの中にきっとファイルがあるはずだから」
って言うけれど、私が来たときには事務室のパソコンの中味は空っぽだった。

もう、悪意があるとしか考えられない。
そして、私は決めた。もうT先生になんて頼るまい。T先生に頼らずに事務の仕事をマスターしてやる!!!」と。

今日、T先生から電話があった。
「年度末の仕事大変でしょう?ごめんね〜。明日ね、学校に行こうと思っているの。もし私に何か手伝えることがあったら…」
「わあ!ありがとうございます!すごく助かりますー!」
って、言ったけどさ。
でも、ずいぶん勝手だと思いません?
子ども産んで落ち着いて、古巣が懐かしくなって遊びに来て、ついでにちょっと人助けでもしてやるか、なんて。

助けてもらわなくったって、私、もう、何でもできるもん。
手伝ってもらわうようなことないもん。
今来れるなら、なんで、産休に入った瞬間に来なかったの?
電話一本出られなかったの?

これだけ私を怒らせた人は、珍しい。
あんまりにも腹が立って、私は復讐を思い付いてしまった。
校長や教頭に言いつける?
無言電話をかける?

ノンノン。
そんな、子どもじゃあるまいし。
もっと陰険で、もっとT先生にダメージの大きな復讐です。

T先生は16年度から復帰します。
私とT先生の間にはもう一人臨時の先生が事務をやります。
私は中継ぎの先生のために、せっせと引継ぎ書を作成し、24章にもなる大作が完成しました。
そして、1日半かけてみっちりと引き継ぎをしました。

中継ぎ先生が任を終え、T先生が復帰する時、T先生はこの引継ぎ書を目にすることでしょう。
そして、私がこの半年で行った学校事務の改革に戸惑うことでしょう。
これが私の復讐です。
学校の誰の迷惑にもならず、ただT先生のプライドだけを攻撃する復讐です。

やっぱり、私って自分でも絶対、敵にしたくない人間です。
こんな生徒なんて、絶対いやだしね。


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