砂肝

2003年07月07日(月) 「TRICK1」と「少林サッカー」

慌てて残りの映画の感想など。

あとは全部同じ日(6月29日)に観ました。
二本(「TRICK1」「少林サッカー」)はビデオで、一本「アカルイミライ」は映画祭で(黒沢清監督のトークショウ付き)。

まず、TRICK1(公式ページ)について。

最初に小説版を読んでいたので話は知っていたのですが、
わりと面白かったです。
いや最近ドラマ「顔」で仲間由紀恵いいなあと思ってたので、その流れで観る気になったわけです。
ミステリだけどノリは軽いですね。
売れない奇術師山田奈緒子(仲間由紀恵)と、自信満々な物理学者上田次郎(阿部寛)のやり取りがコントのようで面白いです。
超能力(霊能力)対トリック(科学)が根底のテーマなのかなあ。

一巻目は第1話〜第3話まで。新興宗教の謎を巡る話。
ノリは軽いと書きましたが、一応トリックはしっかり解き明かされるのでミステリ好きが観ても面白いと思います。
主人公と同じく奇術師だった父の死の謎など、いろいろ伏線もあるので、続きが観たいところです。

少林サッカー(公式サイト)はなんか少年漫画な雰囲気のサッカー映画でした。

少林寺を広める為にサッカー大会優勝を目指す6人の超必殺技がなかなか凄すぎて笑えます。
マトリックスよりも特殊効果は派手かもしれない。
ある意味究極のスポーツものなので、サッカー好きでカンフー映画のノリが好きなら一度観ていても損はないかも。

しかし途中で出てくるあのヒロインの化粧はちょっと怖すぎだよなあ…。
むしろ最後のさっぱりした姿のほうが可愛い。


…長くなりそうなので「アカルイミライ」は次回に。


 < 過去  INDEX  未来 >


夏野 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加