砂肝

2004年07月27日(火) 中島らもさんが…

亡くなってしまいましたね。
何日か前に、階段から転落したというニュースは見ていたのですが。
まさか、亡くなるとは思っていませんでした。
凄くショックでした。
52歳なんて早すぎっす。

「僕に踏まれた町と僕が踏まれた町」とか
「ガダラの豚」とか
「今夜すべてのバーで」とか
「明るい悩み相談室」とか
「人体模型の夜」とか
「アマニタ・パンセリナ」とか
すごく好きな本をたくさん書いた人だったです。
もっといろいろな本を読ませてもらいたかったです。

まだ「とらちゃん的日常」も「バンド・オブ・ザ・ナイト」も買ってから読んでなかったよ…。
今夜は読み明かそう…。
悲しいよう。

………
……

余談になりますが。
私は一度だけリリパットアーミーの公演を福岡まで観にいったことがあります。
「中島らもさん出演」の文字につられてです(ミーハーだなあ)。
中島らもさんの文章でしか触れたことのないリリパットアーミーの舞台を見てみたかったというのもありますが。
公演はなかなか面白かったです。笑いあり。歌あり。踊りあり。活劇あり。
うわさのちくわも一本拾えたし。
中島らもさんとわかぎえふさんのサインにつられて
リリパットアーミーの本まで買ってしまいました。

でもなんか間近で見たらもさんは
思ったより目つきがきつくて怖かったなあという。
(対照的にわかぎえふさんはにこやかだったですが)
と書くと語弊がありそうだなあ。
うーん。
なんというか、らもさんはいろいろ見すかしそうな人だなあとも思いました。
そんな一瞬で見すかされるわけはないんだろうけどね。
それだけ自分が薄っぺらな感じがしたんだよなあ。
なんだろうこうやってサインをしてもらう自分って
距離的には近かったとしてもほんとに遠いんだなあとかいろいろ考えて。
握手をしてもらおうと思った手を引っ込めてしまいました。
いや、してもらえばよかったなあ。今思うと…。


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夏野 [MAIL] [HOMEPAGE]

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