■2002年10月19日(土)
― もう大丈夫! ―
●久々に映画館にて映画鑑賞。観た作品は「Dolls」北野武監督の新作。私、北野作品ってあんまり観たことなくって(ろうあの男の子がサーフィンをやるヤツは観た)、でもどうなんでしょう、北野作品っていつもあんなカンジなんでしょか? 一緒に観た友人は「黒澤明ってあくまで“映像美”がメインってカンジだと思うけど、『Dolls』もそれと似てるね」との感想。確かに映像は美しいよ、すごく。たくさんの風景、色とりどりのあざやかなシーンたち。でもそれが第一にきすぎちゃってて、他の印象が出てこなかったな〜。 ●一緒に行った友人と会うのも久々だった。友人は前の会社の同僚。つまりは同業者なんだけど、そういうヒトに会うのが久しぶりだったので、かなり刺激的だったな。よどんでた私の脳が活発になるように会話が弾んだ。 といっても会話の中身は、ほとんど他愛もないことなんだけど。友人が先日旅したスペインの話、その他の旅の話、街で見かけた「びっくりぎょうてん!」なヒトたちの話、お互いの知人の噂話…。 そんな他愛もない話をしてて気付いたことがある。最近の私は、いつも仕事や会社での出来事が第一になっちゃってたなぁって。いわゆる「ワーカーホリック」とBFに指摘されたこともあるし。そんな狭い世界に浸りきってる自分が自分でもイヤだなって思うこともあるんだけど…。でも、今日の会話は仕事の話はあんまりナシ!おかげでいい気分転換になったな。 ヒトとコミュニケ−ションすることで、ふと普段の自分のダメな部分、ヨワイ部分なんかを再確認するときがある。でも自分のマイナスなトコロを素直に認められるのって、逆に前向きないい状態だからなんだよね、きっと。だから友人やBFとのひとときは、私にとっては本当に大事なモノ。・・・と思える私はもう「うつっぽく」なくなったみたい、もう大丈夫!
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