■2003年04月20日(日)
― あんなこといいな! ―
●おとといの晩にフリーズのせいでダメにしちゃった日記の書き直し。 その晩には何を書いたかというと…。 BFがBOSEのコンポを購入。BOSEってやっぱりすごく音がイイ!私のCDも家から持って行って聴かせてほしいくらいだけど、今はBFが夢中になって聴いているからおジャマになっちゃいそうだな。 少しだけ持っていった中の1枚は、ベートーベンのピアノソナタのCD。BFも同じ楽曲のCDを持っているんだけど、ピアニストによって演奏のカンジが全然違うコトに驚いて、私のベートーベンも聴かせてあげたくて持っていった。私が好きなのは「月光」と「熱情」のそれぞれ第三楽章。かなり激しい曲だから、男性ピアニストでないと弾きこなせないのかもしれない。あまりの激しさに漏れ出るピアニストの息遣いまでCDに録音されているの。そういう「ノイズ」はリアルで良いし、それをますますリアルに表現しちゃうBOSEもスゴイ。 ●日曜日はBFと横浜そごうの「そごう美術館」へ。「THE ドラえもん展」を観に行ったよ。様々なジャンルの有名クリエイターたちが「私のドラえもん」をテーマに作品を発表していた。コレがなかなか面白い。 ファッションデザイナーの作品で、ドラえもんをモチーフにした総ラメのパーティードレスや、小曽根真がアレンジした「ドラえもんテーマソング・ジャズバージョン」、物語の進行とともに1コマづつ浮かび上がるドラえもんのマンガ、女性カメラマンが撮る「ドラえもんと一日デート」などなど、ココには書ききれないくらいの面白い作品がいっぱい! モノゴトをクリエイティブするヒトたちにとって、「ドラえもん」の世界観は、まさに日常の自分達の「表現する姿勢」にどこか通じる部分があるみたいなんだよね。ドラえもんがポケットからいろんなツールを出すように、彼らも未知のものをカタチにしたり、みんなをあっと言わせるようなモノを創ったり。 思えば私もコドモの頃は「こんなことできたらいいな、あんなものあったらいいな」ってそんなコトばかり考えて暮らしていたような気がする。空想好きな女の子だったのだ。オトナになってすっかり忘れていたけど。「THE ドラえもん展」を観て、そんなちょっぴり恥ずかしくって、でもとても大事なキモチ、思い出したよ。
|