ダンナの母は2年前から特養(特別養護老人ホーム)にいる 今 満88歳 特養に入所したときは養介護5、現在は養介護4 施設の方々のリハビリのお陰で寝たきりから車イスで生活できるように までしていただいたが、本人はもっと回復して施設を出たいらしい その特養で月に2回程度、買い物日がある 施設の人やボランティアの人たちに車イスを押してもらって 私の働いているスーパーにやってくる 私はその日が辛い! つまり 義母に仕事場で会いたくない もし 鉢合わせてしまったら・・・ 「いつも 義母がお世話になっております」 「おばあちゃん 今日は何を買いにきたの 何か欲しいものがあるの?」 そういう挨拶をしないといけないのだろうか・・・と思ってしまう 特養に面会に行って挨拶するのは平気なのに・・・ だから 買い物日らしいと気がついたら私は気が気ではない 義母の姿が見えたらとっさにバックルームに駆け込む 薄情だと思う・・・でも私の正直な気持ち! 若いときは亭主(ダンナの父)が家にお金を入れなかったから 子育てにかなり苦労したらしい だから 年をとってからは私はどんなわがままも許されるんだという そんな気持ちや態度が目に付いた 最初はそれに付き合っていたダンナの二人の姉や兄、それにダンナの 4人の子供が疲れ果てて特養の入所を選択した 義兄の嫁、そして次男の嫁である私との間にもいろいろ確執もあった おかげで私はずいぶん人生の勉強をさせてもらった でも私は特養にいる義母が時々かわいそうになる だから よけいに仕事場で会いたくない(分かってもらえるかな・・・) 人間、年をとるということは難しい!!
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