一年前、去年の今頃は足の骨折で静かな日々を過ごしていた パートも休んで インターネットと読書三昧の毎日だった ダンナが娘に 「おかん、骨折しよったから家のこと助けたって」 と 言ったけれど完全無視だった 近所の人が 「買い物、行ってこようか」 と 声をかけてくれたとき 「いいえ 娘がおりますので大丈夫です」と お断りした 実際は困っていたけれども頼めなかった 「そうですよネ、こんな時 娘さんがおられるから安心ですネ」 娘が何もしてくれませんのでお願いしますとは言えなかった だから そのときは怒りも手伝って家を出ていけと思っていた だけど、だけど本当に娘が家を出て行ったら この言葉にならない気持ちは何なんだろう・・・ いくら家を出て行っても電話のやりとりや お互いの家を行き来できるのであればこんな寂しさはないだろうけれど 毎日 何かにつけて娘を思う
一年たったらこんなにも状況が変わっている 人の気持ちも・・・
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