作家の 野沢 尚 さんが亡くなられたようだ
この方の書いた「深紅」という小説はかなり心にのこっている 小学校の修学旅行に行っていて6年生の女の子がひとり難を逃れたという、 阿佐ヶ谷一家殺人事件(もちろん物語です) そのあまりにも凄惨な殺害方でその女の子はずっとPTSDで苦しむ 犯人にも自分と同じ年齢の少女がいたことを思い出して近づいていく 自分も苦しんだがその少女も死刑囚の娘である、辛くないわけがない そして殺された自分の父には殺されるだけの理由があった もちろんどんな理由があっても人を殺めてはいけないわけで、 まして幼い子供も標的にするのはどんな弁解も許されるはずもない その物語の中に裁判とは加害者ものであって被害者のものではないとある 確かに今頃の事件を見ているとそう感じる 子供が犠牲になることは ほんとうに悲しい 私がその本を読んでいた頃ちょうど、大阪の池田小学校の宅間被告に死刑判決がでていた だから私はその本の内容を強く覚えていた そんな本を書かれた作家にも興味を持っていた その作家が亡くなられた
「深紅」とは血の色だったのだろうか それとも家族へのたぎる思いだったのだろうか
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