2004年09月01日(水) |
昨日の流れでCool Eを聴きなおしてみた |
昨日の流れで前リョーマアルバムのCool Eとテニプリキャラソンたちを聴きなおしております。 というワケで今さらながらのCool E語り。
……というかCool Eを語る前に語っておかなきゃならない事がある。 それはリョーマの先行シングルRISINGと桃シングルJUMPについて。
まずはRISING。 これを初めて聴いた時の衝撃といったらなかった…。 あまりのショックに泣きそうになった。 驚きのあまり心臓がキンキンしたもん。 まずしょっぱなから
君はきっと同じ毎日に 安心できる人なんだね だけど何か求めて闘う 楽しさには気付かないよ
ですよ? 完全に見下しモードから入ってます。 しかも
失くすものも覚悟できている
上に
傷つくのも覚悟できている
ときた。 この「君」っていうのを桃に置き換えて考えるとですよ? あんたはこれぐらいのレベルで満足してるかもしれないけどオレは違うから。 今はちょっとあんたと付き合ってやってるけど上に行く為にはいつでも捨ててくんでそのつもりで。 って事でしょ? 何なのこれ…。 そういう「上にいくよ」じゃないはずでしょ? リョーマはクールで生意気な子だけど他人を拒絶してるワケじゃないし、しかもこの「君」ってのがホントに桃の事をさしてるんだとしたらあんたの桃感間違ってるよ? 桃はそんな今の現状に甘んじてそこに留まってることをよしとしてるわけじゃないし、違う世界や新しい世界を見ようとしてないわけでは絶対ないでしょ。 なのにすべて断言口調で歌われた日には……、ホントはリョーマはそう思ってないはずだと思っててもすげーショックを受ける。
んでそれのアンサーソングのJUMP。 これはマジですごい。 RISINGとは全く別の意味での衝撃があった。
まずこちらもしょっぱなからいくと、
足りない物が何か知りたくて 薄っぺらな昨日を切り刻んだ
となっている!!! そして
いつまでもいつまでも変わらない想いを 大切に抱きしめて走り続けていたい 諦めない譲れないこの胸の叫びを 全てJump into the dreams
と来たーーーーーーーー!!!
………。 もう完璧にRISINGに対するアンサー(でしょ?)。 RISINGを聴いて誰よりも衝撃を受けた桃がでもそこで腐らずに、自分に足りない物は何かを前向きに考え、そしてそう言われてもオレが大切なのは越前なんだ、絶対に諦めたくないという事を改めて実感し決意を固めた宣誓ソング。
しかもね
振り切った限界飛び越えたい
とも歌ってて、実は一度は諦めてたかもしれないんですよ、もうオレの限界を越えた…って事で。 でもRISINGで再び奮起したんですね、カレは。 そう考えるとRISING効果かとも思えるんですが、でもこの超前向きで自分の気持ちに正直な桃のこのJUMPはキャラソン史上ベスト5には入る名曲だと思う(私の中でね)。
という前置きがあった上でCool E。 つかNEVER END。
………この一連の流れをふまえて聴くと感動もひとしおです…。 まず、RISINGの時はすべてが1人称だったのがNEVER ENDでは「俺たちは」と複数形になっている! そして
頂上求めて俺は走り続けるだろう 守るべきものはいつもそばにあるとしても
当たり前じゃないと気づけたら今日さえ変わる かけがえない幸せに包まれてゆける
などと歌ってくれちゃってる!!!!!! もちろん上は目指してるけれどもそれは傍で見守ってくれてる人がいるから。 そんな支えてくれてる人がいる幸せを実感した一つ大人になったオトコのラブソング! 一緒に頂点目指そうね!って事でしょ。 RISINGの時には誰を失おうと一人ででも頂点目指してくって言い切ってた子が!!!! ………これが泣かずにいられましょうか。
きっとねリョーマもJUMPを聴いてRISINGではちょっと言い過ぎた…と反省したんですよ。 や、あの時はそう思ってたのかもしれないけど、桃の存在の大きさを実感したんですねーー。 そう考えるとすごいいい流れだよなー。 RISINGでちょっとショックを与え、JUMPで一念発起させ、そしてNEVER ENDでお互いの愛を確かめ合ったみたいな!! 結局らぶらぶなんじゃん! ちょっとした拒絶プレイじゃん!! なんだよーーーそんなバカップルプレイに付き合わされただけじゃんかーーーとムカつきつつもそういう桃リョが大好きだったり。
なもんでFLYING BICYLEのデュエットももちろんすごいすごい嬉しかったんだけどNEVER ENDの感動の方がデカかったということで。
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