嫌なところはとっとと飛び出すに限る。
一足早く、連休に突入。 といっても、28は仕事だけど。 そして、28の仕事のために、きっと前日(明日)も準備に奔走だけど。
職場を早退し、一度家に戻って着替える。 今日は、お芝居“写楽考”へ。 堤真一主演。
選んだ服が微妙だった…。 せっかくの外出なのに、気分が盛り上がらないなー。 安かったからいいけど、これはまたオークション行きかなー。
夜の舞台だったので、先にささっと夕飯を済ませる。 ものすごい大量消費炸裂のインスタントパスタ屋さん。 こんな食べ物屋さんがあっていいのか、という感じ。 ものすごい安さ、早さ。 そして、安っぽさ…。
舞台は、太鼓と笛の音を合図に始まった。
堤真一は、割に好きではあったけれど、それほど特別、というわけでもなく。 だけど、生で見たら、きゃー!!! 佇まい、そしてその身体つきがものすごいオーラを放ってた。 魅せる身体だなー。 もうクギヅケ。 そして、あの渋い声と細かい演技が重なって、吸引されて止まない感じ。 すっかりfanになった。
脇を固める人たちも、高橋克実、七瀬なつみなど、割にどっしりとした演技者ばかり。 特筆すべきは、堤真一の兄弟子役、長塚圭史。 堤真一の愛人役、キムラ緑子。 商人役の西岡徳馬。 すごかったー。
長塚圭史は、誰だかわかっていなくて(演劇初心者過ぎる)。 最初はたどたどしい感じだったのだけれど、徐々にその厭らしさとか惨めさとか、 虚勢みたいなものを滲ませる丁寧な演技に脱帽。 誰だろー、と思ったら、長塚圭史様だった。 知らなさ過ぎる自分にウケた。
キムラ緑子さんは、ただただその色香に。 とにかく、むわんと音がするような、大人のエロさにしびれた。 舞台であの色気って、恐ろしい…。 しかも、二役で出てきた(事にも、気づいていなかったけど…)その後の 田舎娘での変貌振りも圧巻。
西岡徳馬はやっぱり舞台人なんだなーと実感。 TVで使うは、もったいない。 良さが70%cutされてる感じ。 うまい!と思わず唸る感じ。
芝居totalの何か、というよりは、個人の芸がふんだんに発揮された素晴らしい 舞台だった。 やっぱり、出演者が少なくて、ちょっと年配の人たちが多くて、ストーリーが 交錯し過ぎていないところがとても良かった。 ごちゃごちゃしてなくて。
カーテンコールで、ちょっとふてくされたように、ぶっきらぼうに帰って行った 堤真一の少年っぽさにもやられた…。
帰りに、時間があったので、大型Book Storeに寄り道。 何で本屋さんって、あんなにわくわくするんだろう。 ふと立ち寄りたくなるのって、本屋さんが多い。
結局目当ての本もなく、帰るには少し時間が早かったので、cafeでケーキを 食べて帰る。 ゴハン食べた後にケーキなんて、頑張ってる、わたしの胃☆
cafeでは、サークル風の大学生が5人ほど集っていた。 男女比2:3だったけれど、やっぱり現実的なことをどんどん決めていくのは、 女子だった。 頼もしいなー、女子。
cafeで間違えて、お皿まで捨ててしまった。 動揺しすぎて、すぐ近くに店員さんがいたのだけれど、「お皿まで捨てちゃった んだすけど」と報告できなかった。 戻ろうとしたけど、それも変な気がして、そのまま帰ってしまった。
とっさの判断で、善意を発揮できない自分に落ち込む…。
♪BGM/J-WAVE
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