2007年04月27日(金) |
3度目の“NARA”。 |
休みとばかりに、寝た、寝た。
でも、いつもみたいに、とんでもない寝方ではなくて、ぐっすりのんびりと寝た。 何かの恨みみたいな寝方はしなかった。
家を出るのが面倒くさくて、どうしようかと思ったけれど、一応、出かける。 今日は、奈良くんの映画の最終日。 どうしても、見ておきたくて。
行く前に、Thaiヌードル屋で腹ごしらえ。 初めて、パクチーを大盛りにしなかった。
20代の前半までは、苦手で仕方のない街だったけれど、今となってはいちばん 出入りする場所になった。
かつて友人だった人とお酒を飲んでいた時、コップをテーブルに置いて、 それを啜るように飲んでいたら、だらしないと言われたことを思い出す街。 今となっては、そんな品のない飲み方をしていた自分を恥じ入るけれど。 あの頃は、どきどきして、震えて、グラスを持っていられなかった。 だから、テーブルにグラスを支えて欲しかった。
“Groove Line”のスタジオを覗く。 連休前の金曜日とあって、人がわんさかいた。 仕事帰りの人らしき人たち。 ガラスの前にものすごい接近して見てた。
あんな風に見られるって、どういう感じなんだろうか。
ピストンさんとADのメグの姿は確認できたけど、micro文香は見えず。 声だけは聴けたけれど、相変わらずsexyなお声だった。
映画館近くのスターバックスでcoffeeを買うのがこのところの定番。 最終日とあって、人がぎゅうぎゅう。 どうしようかと思ったけれど、ひとつだけあいていたその席がたいそう見やすくて、 良かった。
3度目の“NARA”。 これでAtoZともお別れと思うと、openingの段階で泣きそうになった。 あの街が、本当に夢と消えてしまうような気がして。
ばなながこの作品を評して、「監督は、本当に奈良くんが好きになってしまった んだなー」と言っていたけれど、本当にそうだ。 人が、人を本当に好きになった痕跡が、そこかしこに見られた。
そして、わたしの好きな奈良くんのsceneを心に刻んだ。
絵を描いている時のあの殺気立った背中。 わたしは決して忘れないようにいようと思った。
そして、endrollでまた泣いた。
最近気がついたけれど、わたしは映画のendrollが好きみたいだ。 画面が真っ黒になって、色んな人の名前がずらずら出てくる。 前に見たあの映画でお気に入りだった衣装の人が、ここにも出ている、とか。 そういう発見があるし。 この映画に、それだけたくさんの人が関わってきたという証。
最後、画面に、監督の名前だけが出てくる。 その瞬間が好き。
時間が少し早かったので、昨日とは違う本屋さんをひやかす。 今読みたいのは、峯田和伸著、『恋と退屈』。 きっといつか買うだろうな…。
嚥下の調子がものすごく悪い、と思う。 いつも何かが詰まっている。
♪BGM/J-WAVE
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