4254.0516の日記

2008年01月21日(月) 無数のつむじ。


 こんなスケジュールの中、ばかみたいだと思わずにはいられないけれど、
 どうしてもこれを文章にしておきたくて、こんな時間にまたwebを開く。

 大ダメ出しを何度も喰らってる原稿も、ひとまず直して送ったのだから、
 もうシャットダウンすればいいのに…。
 (またその原稿の直しに備えて、6:30には起きねばならないのに。)


 銀杏BOYZ。
 ZEPP TOKYO。


 場違いだとも思ったし、浮いているとも思ったけれど、行かずにいられなかった。
 浮いている?という懸念は、意外とそうでもなかった。
 色んな人がいた。
 雪もちらつきそうな真冬だというのに、みんな半そでで集っていた。
 わたしが2Fを取ったのは、賢い選択だった。
 (2F席には、なべやかんと猫ひろしがいた…目が合った。)


 絶対泣く、と思っていたけれど、峯田くんが出てきた時から号泣。
 たぶん、もう存在だけで泣けるんだと思う。
 それはもう嗚咽という感じで、溢れて溢れて止まらなかった。
 しゃくりあげた勢いが止められなくて、慌てて何度も深呼吸をした。


 何しろ、真剣に生きている人たちだ。


 歌はよく聴こえないし、さほど家でも聴いていなかったのが正直なところ。
 ノイズはすごくて音程は聴き取れないし、動きすぎて4人がきちんと視界に入らない。

 だけど、そんなことじゃないんだ。
 訴えるってのは、そういうことじゃない。
 迫るっていうのは、そういうことじゃない。

 何に対して泣けているのかよくわからないけれど、何度も泣いた。
 泣いていることを隠そうともせずに、思い切り泣いた。
 だけど、次の瞬間思い切り笑えた。


 わたしにできることは、ただ自分のことを、今まで以上に真剣に、必死に
 取り組むこと、それしかない。
 だけど、そんな大事なことを改めて教えられた。


 上から見ていたら、ぴょこぴょこ飛び跳ねたり、ぐわんぐわんと上っていったり、
 ものすごい動きをしていた。
 あんな集団で、あの動き。
 あの熱量のうねりが、心地よかった。
 生きている感じが、たまらなくした。


 わたしも2Fで生きていた。


 ふと下を見ると、ささやかに着実に生きている無数の頭。
 それぞれの頭に無数のつむじが見えた。
 あのつむじを見ていたら、何だかとてもうれしくなった。


 ありがとう。
 こちらこそ。
 4人でいてくれたこともありがとう。
 (ちんくん大丈夫?)
 今日初めてLIVEに出会ったわたしを受け入れてくれてありがとう。

 ずっと想っていた銀杏BOYZは、何も裏切らず、何も疑わせず、思ったとおりの姿で、
 そこにいた。


 特筆すべきは、あいどんわなだい〜BABYBABYの流れ。
 やばかった。


 帰りの首都高で、領収書を渡してくれたおじさんが、「こんばんは。気をつけてね」
 と声をかけてくれた。
 「こんばんは」と伝え、「気をつけます」と心の中で呟いた。


 村井くんが言ってたみたいに、お台場の夜景は、また涙腺を緩ませるほど
 きれいだった…。



 ♪BGM/銀杏BOYZ AL.『DOOR』
 

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