2008年02月03日(日) |
わたしの時間は、ちゃんと、こうして、前に進んでいた。 |
視線の会った幼子が、にんまりと笑って、ばちばちと顔を叩いてくる朝…。
窓の外を見ると、一面の雪景色。 雪の日特有の、すーんと重くて冷たい空気感。
友人宅は、秘湯か?と思うほどの、ものすごい雪の光景。 窓から外を見ているだけで、寛げる。
友人夫の女子振りに辟易しながら、友人と雪かきをする。 あんなに本気で熊手を使ったの初めて。
DVDmemo。 ●犬神家の一族 寝ました、かなり寝ました。 だけど、あの長女役(名前すら出てこない…)の際どさがよかったなぁ。 ひとりで見るには怖い。 演技や配役なんかはあんまり好きじゃなかったのに、全体としてまとまった 感じがするのは、やっぱり市川監督のなせる業。 映像として、なんか好きだった。 どことなくくぐもった感じがするところとか。
●POLICE INSIDE OUT 今月に迫ったPOLICE再結成TOURに向けての予習編。 あの頃のPOLICEを取り巻く空気感や熱狂なんかはよく伝わってきた。 本人たちだけ代わらないままで、周囲がぐんぐん変貌していく様は捉えられて いたと思う。 もう少し内面に迫った作品かと思っていたので、その点は期待ハズレ。 だけど、俄然LIVEは楽しみになってきた! ちゃんと音楽も予習しとかなきゃ。
●松ヶ根乱射事件 今年見た作品の中でも、1・2を争うほど良かった。 まずは新井浩文が良い! ジョゼのあの育ちの悪いヤンキー役も良かったけど、誠実をメッキにして、 黒い葛藤が渦巻いているような今回の役も良かった。 好きな(印象に残る)シーンがいくつもあったし。 そのカットの中で現したい感情や表層みたいなものがとてもよく理解できた。 あと、あのところどころに挟まってるエロさが、スパイスになってて好き。 微妙なサジ加減が、つくづく好みに合っていた。
何だかよくわからない。 どういうつもりだか。 何を考えているのか。
だけど、わたしとしては、断固拒否をするつもり。
それが不健康であろうと、取り返しのつかないことであろうと、関係ない。 これからの健康を手に入れるために、心に決めたことを貫くだけ。
あれから全く連絡がなかったので、気になってはいた。 だけど、ああいう形でメールが届くとは。 それに対して、何をすればいいのかがよくわからない。 何を求められているのかすら、わからない。
わからない。
だけど、優しいなぁと思う。 その優しさに支えられていることは確かだけれど、それが気持ちとして何に 当たるのかはわからない。
考えてるんじゃない。 感じられないだけ。 そして、考えても、もちろんわからない。
最近、歯を食いしばっていることが多いように思う。 寝てる時、とか。 無意識の時に。 気がつくと顎が痛い。
10年振りくらいにあの街を訪れた。
あの頃焼き鳥屋さんだった店に行った。 意外と何も変わっていなくて、見覚えのある風景が続いていた。 わたしが訪れなかった10年もの間、あの街はああして佇んでいたのだと思う。
ありえないことなのだけれど、不意にあの人とばったり会ってしまうような 気がして、何となく居心地が悪かった。 だけど、これだけ時が経たなければ、きっと足を踏み入れることすら出来なかった と思う。
10年って、そういう時間だと思う。
物置のようなロッカー。 あの、ポスト。 そういうものを目にした途端、胸がきゅうと音をたてた。 だけど、たまらなく昔の思い出としか感じられないことに、ほっともした。
わたしの時間は、ちゃんと、こうして、前に進んでいた。
♪BGM/嶋野百恵 AL.『abstract career』
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