Dance日記帳
モクジキノウヨクジツ


2005年10月24日(月) お浚いの深さ

気付けば、もう10月も終わりに近付いてきている。
本当に時が過ぎるのが早い。
つい先日に今年が始まったばかりのように感じる。
其のように思うのは、歳をとった証拠だと誰かが言っていた。

レッスンのない日は一応「オフ」ってことにはなっているのだが、実際はレッスンのない日のほうが何倍も忙しかったりする。
溜まった洗濯物を片付けたり、掃除をしたり、事務仕事を済ませたり、銀行へ行ったり、病院に行ったり、兎に角フル活動。
そういう日に限って、意地の悪いことに日舞の稽古がはいる。

今日の稽古は、夏前にやっていた「京の四季」のお浚い。
数カ月ぶりに懐かしい振りを踊り、自分なりの「成長」や「変化」を自分の中に見つける。
日舞を始めたばかりの、右も左もわからぬまま、見よう見まねで踊っていた数カ月前を新鮮に思い出す。
たった数カ月とはいうものの、僅かばかりなりとは言え、重ねて来た何かを実感する。そのような貴重な稽古であった。
忙しい時間の合間をぬい、駆け付けてまで稽古をする本当の意義が見えたような気がする。

自分のもとに来る子たちにとっても、日々のレッスンが意義あるものになればと思う。

基本的にリバイバルの作品をやることは「手抜き」のように感じられて、あまり好きではないのだが、こうして過去にやった作品をゆっくりと浚ってみることは思っていた以上に貴重であり、意味があったりして、リバイバルをやるということは決して悪いことではないのだと気付いた。

さて、来月はオープンクラスで何をやるか。
悩まず「あの曲」にしてしまおうと考える。


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