Dance日記帳
モクジキノウヨクジツ


2006年02月02日(木) 奇数から偶数へ

決して誕生日ではないのです。
意味不明の画像に思えた人も多いのだろう。

20年近く続けていた奇数の人生を、この月曜日、偶数に変えたのです。
ピアスの穴の数。
今日、1ダースに到達。

20年ぶりくらいでピアッシング(穴開け)をしたのだが、「えっ?こんなもんだったっけ?」と思う程の呆気無さだった。
しかし、左耳上部「ヘリッジ」という名前の付く箇所、詰まりは「軟骨」の部分は別。
ピアスの軸の太さも違うのだし。

MDSはピアスヴァージンのメンバーが多い。
如何様な育ちのメンバーが集っているのかが分かる。
さぞかし大切に育てられたのだろう。

今回の穴開け行為に付き合ってくれたのはカナコ。
彼女もピアスヴァージンのひとりだ。
以前、立ち寄ったアクセサリーショップでピアスを見ながら「ピアス開けてみたいんだ」と言っていたのを覚えていたので、彼女が休みをとった月曜に「一緒に行く?」と誘ってみた。

カナコ初めてピアッシングをするわけで、ちょいとばかり責任を感じ、私独りならばピアッシングスタジオなどで適当に開けてしまうのだが、今回は皮膚科へ赴いた。
下手なところへ行き、アレルギーになったり、炎症を起こしてしまったら嫌だ。

問診票に記入をし、ファーストピアス(開けたばかりの穴を固定するための軸となっているピアスで、これを穴が安定するまでの1ヶ月ほどつけたままにする)を選び、待ち合い室で待つ。
カナコが先に呼ばれる。
専用のペンが渡され「ピアスを開けたいところにマークを付けてください。」と。初めての彼女は「えーーーーっ、わかんないよぅ。」とペンを手に廊下で待つ私のもとに。
「どの辺りに開けたいとかってないの?」と言うと「普通に!」という曖昧な答が。如何にも普通っぽい部分にマークを付けてあげる。
彼女のピアスホールは私が決めた、そう思うと何だか不思議だ。
暫くして、輝くファーストピアスを耳朶に、カナコが戻ってきた。
次は私の番。
まずは今まで一番下にあったメインのホールの下に、もうひとつづつホールを。キャッチ(ピアスのうらの留め金)がぶつからないギリギリの位置に。
耳朶から真珠が零れ落ちそうな形にしたかった。
最後に軟骨。

全て開けた私の耳を見ながら、カナコが「私ももうひとつ開けても良かったかも」と。
彼女の耳が私の其れに近付くのも時間の問題なのだろうか。


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