Dance日記帳
モクジキノウヨクジツ


2006年02月17日(金) 渡米準備の兆し

ほぼ1年以上ぶりに米国に住む親友に国際電話を入れる。

思春期以上に変動の激しい年頃の私達。
数カ月連絡をとらねば、想像以上もの出来事が勃発し、互いに近況を説明することさえも回り諄く思う程。
「便りがないのは元気な証拠」とも云うが。

まるで初恋の人の処へ生まれて初めて電話をかけるかのような動悸に苛まれながらも、遠くに聞こえる呼び出し音を数える。

20年にもなる付き合い。
離れていようと、十代の頃のように日々共に時を過ごすことがなくとも、何処かで確実に繋がっている何かが在る。

ほぼ1年近く使っていなかった私の言語は錆付き、簡単な事情の説明さえも手間取る。

何てことはない。
先日までマンハッタンに住んでいたかのように、普通に会話が始まる。
「結婚した?」
「誰と?そういう貴女は?」
「するわけないじゃん!」
「じゃ、連絡くらいしたっていいじゃない!」
「したら連絡するに決まってるじゃない!」
「それもそうか」
「そうでしょ」
長年の漫才の相方のようだ。リズムが心地よい。(「貴女」という単語は直訳しますと「bit○h」という言葉になります。日本語って綺麗ですね。)

数カ月後、彼女に会えると思うと、今から落ち着かない。
待ち遠しくて堪らない。

たった数十分の会話だったけれど、彼女の声のトーン、聞き慣れたフレーズが私にこんなに元気を与えてくれるとは。
持つべきは、大切な友達。


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