Dance日記帳
モクジ|キノウ|ヨクジツ
土日にレッスンを担当する私にとって、今日は渡航前最後の休日。 昨日のうちに羅列しておいた諸事を只管こなす。
銀行に郵便局。 医者に整体。 ゲルマで汗を絞って、締めにHP更新。
医者にビタミン剤などを貰いに行きつつ、お昼をとりに立ち寄ったカフェ。 セルフサービスなのでカウンターでオーダーするスタイル。 お昼時を過ぎているのに店内はほどよく混雑していて、最悪、苦手な喫煙席に座らないとならない。其れだけは避けたい。
入り口のすぐ横の席がうまく空いて、カウンターでオーダーをする前に席を確保できた。 荷物を座席に置き、カウンターへ。 すると、私のあとに二人連れ50代くらいの女性。 ふと見ると、私が荷物を置いた席に座っている。 「あれ?」と思いつつ、その様子を見ていると、隣の席の男性に私の荷物を指差し、「この荷物どかしてよ。」と言い放ち、「ねーねー、ここでいいでしょ?」と連れの女性に云う。男性は「それは私の荷物じゃありません。」と困り顔。仕方なく「それ、私のです。」と言ったのだが、「あ、そう」と、其れだけの反応。「ごめんなさい」くらいの一言くらいあったって良いのでは?と、少々不愉快に思いつつ、私はこんな厚顔無恥で、厚かましい中年には絶対なりたくないと強く思うのだ。 綺麗にさらりと「ありがとう」「ごめんなさい」を云える、そんな人になりたいのだ。
オーダーを終えて、席について待っていると、その50代女性の二人連れもオーダーを終わらせて、飲み物だけを乗せたトレーを手にした。 二人連れの行くてには、男性が二人、壁に貼り出されたメニューを見乍らオーダーを待っている。(わりと真剣にメニューを選んでいる様子。) すると二人連れ50代は、「すいませーーーーん!」「すいません、すいませーん!」と男性に叫ぶ。 店内は、程よくBGMなども流れているし、男性ふたりは「俺、このセットにしようかな」などとメニューチェックに集中しているので、50代の声に気付かない。奥の席の女子高生の大声トークも手伝って、全く気付く様子もない。 ふと見ると、ちょっと避ければ十分通れるスペースがある。なにも「すいません!」と連呼して、他人を移動させてまでど真ん中を移動しなくたっていいじゃないか。オバちゃんたち、いったい何様?お姫様?オレ様ならぬ、オバ様かい? するとめげないオバ様は、「ちょっとー、すいませーん!どいてよ!」と言い放ち、最後には「エクスキューズ・アス!!」と叫んだ。 飲みかけていたコーヒーを目一杯吹き出しそうになったのは言うまでもない。面白過ぎる展開に仰天。
最終的には、オバ様チームが諦めて、ちょっと避け乍ら奥の席に行ったのだった。 もし、あのメニューを見ていた男性2人が実は気付いていながらわざと無視していたのだとしたら、結構素晴しいと思う。
こう見えても、実際は弱気で、すぐにレジ列とかに割り込みされたりして、それでも文句を言えずにいたりする。 チャリに乗っていても、ベルを鳴らすことは滅多にない。 今日は「あー、邪魔だなぁ。」と思いつつ、なかなか抜かすことができなかったオヤジの横を通り抜けようとしたところ、見事突然オヤジが横に動き肘鉄をかまされ、植え込みに自転車ごと横転。なのに「痛えなー!」と舌打ちされ、惨めな気分。 歩きタバコをする、オヤジの後ろ、ずっと5分くらい我慢して、ぶつからないように気をつけて追い抜きをかけたのに。死ねっ!! どっちみち舌打ちされたり、睨まれたりするくらいなら、最初から「チリチリ」としつこくベルを鳴らしてやると強く決意。 車を運転していてもクラクションを鳴らすのは年に数回なのは予想もつかないのだろうけど事実です。 強気な女に憧れる最近。
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