Dance日記帳
モクジキノウヨクジツ


2006年05月08日(月) 紫煙拒否

余程普段の行いが悪いのだろうか、珍しく風邪をひいてダウン。
先月もNYから戻る直前に風邪をひいて苦しんだのに。
2ヶ月も立て続けに通院するとは。歳のせいだとは思いたくはないが、矢張り抵抗力が弱ってきているのだろうか。

折角ゴールデンウィーク明けの、ゆったり過ごせるオフの日に、結局は病院巡りツアーで一日が終わる。
具合の悪いことに、ゴールデンウィーク明けだからこそ待ち合い室は通常よりも混み合っているわけで、昼飯も抜きで待ち合い室待機。

本当に最近、喉が弱い。
タバコの煙をモロに吸い込むと、必ず2〜3日以内に「咽頭炎」を発症する身体になってしまった。
もともと喫煙してたという弱味もあるので、友達に隣でタバコを吸われると冗談まじりに「煙たいなぁ」とパタパタ扇いで我慢。
場所がバーだったり、居酒屋だったりすると、それこそタバコが無理ということ自体が逆に悪いような気さえしてしまって・・・結局こうして数日後に声が出なくなって苦しむのだ。

でも、此れ程までに症状が悪くなってくると本当にタバコ臭いところには怖くて行けなくなる。
ある程度空間が広いところであれば被害は少ないのだが(頭が痛くなる程度)、バーなどの狭くて換気の悪いところは無理。
近い将来、NYのようにレストランもバーも居酒屋も全面禁煙にして欲しいと強く望むだけ。本当はちゃんと「病気になるから私の近くではタバコ吸わないでね」と言えばいいのに、言い出せない自分が悪いのだろう。
則ち、今まで私が無遠慮に吸っていた分のツケが廻ってきたのだろう。
ある意味、自業自得、苦しんで当然なのかもしれない。

しかし、仕事柄、声が出なくなると厳しい。
暫くは自重しろということなのか。悩むところだ。
紫煙に負けない強い喉が欲しい。

嫌煙と言うと、単に好みの問題でタバコ嫌いと思われるけれど、実際は私みたいに本当に病気になっちゃうからタバコの煙を避けたいだけで、好みだとか気分とかでいやがっているわけじゃないとわかってもらいたいと強く思うのだ。私の症状はまだマシな方で、喘息の人などはタバコの煙を吸った夜には発作を起こして救急車での搬送というのを何度も経験している人もいるみたいだし(義理の妹がそのひとり。だから、私も喫煙時代に彼女の前や彼女の家では絶対に吸わなかった。嫌味だとか、単なる趣味の問題じゃないと知っていたので。)、僅かに顔に煙がかかっただけでアレルギー反応を起こして顔が腫れてしまったり涙がとまらなくなってしまったりする人もいるのだ。
例えは悪いかもしれないけれど、花粉症の人に向かって、杉の花をプレゼントするようなものだろう。「ほら、綺麗な花でしょ?花に罪はないでしょ?」という感じに。花の好き嫌いの話をしているわけではないというのに「花を嫌いだなんて!」みたいな扱いをするのと同じように思えるのだ。

「吸わないで」と云われれば、尚更に吸いたくなるのが喫煙者の常であるのもわかる。イライラした状況に陥れば、すぐにでもタバコに手が伸びる。そういう「病気」な部分を十分に経験してきているからこそ、喫煙者に「タバコやめて」と言えないのだ。蝙蝠のよう。
いつか飲食店がアメリカのように全面禁煙になる日まで、喫煙経験者である嫌煙者は我慢をするしか他に道がないのだろうと思う今日この頃。

今日は体調が悪いせいか、ついつい愚痴っぽい内容。
もう、いいかげん寝ることにしよう。


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