また帰って来たロンドン日記
(めいぐわんしー台湾日記)
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2004年01月06日(火) |
ビジネスクラス初体験!! |
この前のイギリスへの帰国便ではじめてビジネスクラスに乗った。最近ずっとKLMオランダ航空を愛用しているせいで、マイレージのカードがゴールドになっている。今回はオーバーブッキングがあったらしく、ゴールドカード以上の人が優先的にビジネス格上げとなったらしい。
ビジネスクラス良いですねー。KLMの成田ーアムステルダム便は、機体にボーイング747−400を使っているのだけど、エコノミー席に個別のモニターがついていない。これに比べて、うろ覚えだけども、キャセイ・パシフィック航空やマレーシア航空(南回りは疲れる、、、)はエコノミーでもモニターがあって、映画を見たりゲームをやったりできる。(多分2社とも同型機だったと記憶)。KLMは747−400を他社より早い時期に買ったのか、エコノミーに坐るときは、暇でしょうが無いので、本を読むか、ただひたすら寝るしかない。そういう意味ではKLMは他社と比べて見劣りがするのだけど、俺、KLMの乗務員の対応が好きなんだよね。なんかすごく「国際対応」というか「ニュートラルな異文化対応」を感じるのです。
しかしKLMもビジネスクラスにはひじ掛けからとりだす方式のモニターがついていて、久しぶりに映画を見ることに。(久しぶりと言ってもこの前キャセイを使ったときに「ノッティング・ヒルの恋人」を見たなぁ。結構面白かった。)今回はやっている映画があまり面白くなくてがっかりだったけど、ミスター・ビーンズでおなじみの彼がでている「ジョニー・イングリッシュ」を見た。いまいちだったけど、、、。ま、他にディスカバリー・チャンネルだかナショナル・ジオグラフィックだかで動植物の生態を音声なしで延々見たり、モニターはあるに越したことはない。
それより何より、なんとも快適に寝れるではありませんか!!びっくりだ。リクライニング・シートでかなり深く倒れるし、足は伸ばせるし。気がついたら7時間ぐっすり寝ておりました。ビジネスクラス万歳!!
そう言えば、昔ユーロスターに乗ったとき、往路のロンドン・パリ間で二等車が満席でいくらか追加料金を払って一等車に乗ったことがあったけど、これも良かった。「もう後戻りはできない」ってな感じだった。(なんのこっちゃ。笑) しかも復路は嵐で列車が3時間遅れたせいで全額払い戻しとなり、往路の一等座席追加料金分は完全に戻ってきてなんともラッキー。しかもロンドンに着いたのが夜の12時を越えていたため、ロンドン西部のチュジックまで無料タクシー送迎がついた。こういうところはなんかヨーロッパって結構良いなと思った。日本でもこういう事態になったら、こんな対応がされるのかな?
KLMのマイレージ会員システム「フライイング・ダッチマン」は、一昨年、マイレージシステムのリニューアルを記念して全員をワンランクグレードアップしてくれたため、俺のカードはシルバーからゴールドになっていた。実はこの件に関する手紙が、台湾に住んでいる間にロンドンの登録住所に来ており、そんなことになっているとは知らないまま、キャセイの切符を買ってロンドンに来てしまった。なんともタイミングが悪かった。 おかげで今年はゴールドに残れないだろうなと思ってた矢先、なんともびっくりのサービス。規定マイル数にたらなくても、ある程度以上乗っていればそのままゴールドを維持してくれるという知らせ。いいねー。もう浮気はしません。(笑
ゴールドカードの特典はチェックインの時のキュー・ジャンプ(並ばなくてすぐにチェックインさせてくれる。多客期は30分以上並ぶこともあるから、かなり価値がある)やビジネス・ラウンジ利用、そして荷物の重量制限が10キロアップなど。しかもマイレージは自動的に2倍たまる。エールフランスと経営統合してワンワールドに参加するって言う話もあるけど、是非ともこのサービスの良さを変えないで欲しい。
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