また帰って来たロンドン日記
(めいぐわんしー台湾日記)
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2004年02月04日(水) |
チャイニーズ・テイクアウェイ 中華お持ち帰り |
ロンドンはいま夜の3時半。さっき11時に寝てしまい、2時に目が覚めた。現在ご飯を炊いている。昨日はどうもご飯を作る気力がなく、水に浸しておいた切り干し大根もラップして冷蔵庫にしまってしまった。この切り干し大根、ピカデリーの近くの「らいすわいんショップ」という日系食料品店で2ポンド50(約500円)もする高級品。日本では百円ショップで買えそう。台所にある買ってきたばかりの大きなカボチャ(Kabocha Squashとかいてある)も早く煮付けにしてくれとせがむ。
ということで昨晩は、久しぶりにうちの近くの中華でお持ち帰り。うちでは英語のChinese Takeaway(中華お持ち帰り)を省略して「チャイテク」と呼んでいる。ここに行くのは久しぶり。で、最近目を見張る(??)進歩を遂げている広東語で会話。やっぱりあまりしゃべれないが、おばちゃんとキンガイ(おしゃべり)。この時期クリスマスで散財してしまったイギリス人は、クレジットカードなどの請求に追われて外食を減らしているらしく、商売はいまいちというようなことを話す。
俺「ネイデイ・サーンイー・ディムヨンア?」 おばさん「オーケー(OK)ラー。マーマーデイ」
「商売はどんなですか?」「まーまーですね」という会話。こんな簡単な会話でも出来るようになったらうれしい。この時期に客足が鈍って影響が出るのは「ヤッニン・ヤッチー(一年一次)」で「モウバンファー(没辧法)」らしい。つまり、「一年に一回はやって来る」ことで「しょうがない」ということ。広東語が上達するのはいいが、台湾で勉強した台湾語(閔南語=ミンナン語、いわゆる福建方言)は記憶の彼方へ。ま、基本的な言葉は覚えているけど少し悲しい。
例えば日本語の「大丈夫」に当たる言葉は以前の台湾日記のタイトル「めいぐあんしー(没関係)台湾日記」の中でも使った「没関係」。もう一つは英語のno problemに相当する「没問題」というのがある。同じ漢字を使うがこれを北京語、台湾語、広東語で比較すると
【没問題】no problem 北京語 メイウェンティ 台湾語 ボブンテー 広東語 モウマンタイ 日本語 ぼつもんだい(??)
となる。「メイグアンシー(没関係)」の台湾語はいつも没問題を使っていたのでわからないが、
【没関係】it doesn't matter 北京語 メイグアンシー 広東語 モウグアンハイ
となる。広東語では「ムガンイウ」という言葉の方が多用されるらしい。
うちの近くでは夜の10時ぐらいから、延々と鳥がさえずって、今も窓越しにぴーちく言っているのが良く聞こえる。寝る前に聞いた鳥の声と今聞いているのが同じなのかは謎。でも夜の10時に鳴く鳥はさすがにearly birdとは言い難いか。ご飯が炊き上がったので、そろそろ寝るとしよう。
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