また帰って来たロンドン日記
(めいぐわんしー台湾日記)

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2004年03月21日(日) ロンドンで盲腸の手術をする(2)

 (実際は3月24日(水)に記入)


  昨日から続く→


 とにかく痛くて痛くてどうしようもないので、この怪しいツボの古文書(?)の記載を信じてやってみるしかない。いつの間にか、これにかけてみるしかない、そんな気持ちにすらなっている。
 
 それで、よくお世話になっているサイト「BBH 361穴 経穴図鑑」
  http://www.asahi-net.or.jp/~kf6i-ogw/index.html

 をおとずれ、この3つのツボ「気海・腎愈・太谿」を探すことに。50音別索引で「きかい」をさがす。気海はへその下から指一本分開けたあたりにあり、押してみると張っていて痛い。まずはそこに日本から持ってきたお灸「カマヤミニ」をすえることに。




 まずは一発目。ものすごい激痛。こんなに激痛が走って効かないはずはないと、その近辺に何個もお灸をする。毎回強烈な痛みを感じる。そして、足首の内側、くるぶし上部にある「太谿」に移動。昨晩から左半身がものすごく冷えていることに気がついていたので、身体を暖めることで痛みは和らぐと考える。左足の次は右足に据える。身体がぽかぽかしてくる。最後に腎愈。このツボは背中の腰骨の辺りにあるのだが、押して着るとものすごく効きそうな予感。鏡の前に立ち、お灸をひっつけていざ火をつけようとすると、方向感がつかめずライターで火がつけづらい。親指の先をやけどしてしてしまい、ひとりではやはり背中は無理と断念。気海付近には全部で10個以上、両足首にも合計8個のお灸をした。

 不思議なことに痛みはほとんど消えてしまい、身体もぽかぽかになる。急におなかが空いてきてご飯を食べることに。食べ始めるとものすごい食欲。ご飯を食べ終え、時計を見たときにはもう朝の6時を回っていた。(つづく)


 付録【一口英単語】

ツボ acupuncture point(アキュパンクチャー・ポイント)
お灸 moxibustion(モクシバスチョン) 
   中国語では「灸jiu3」「灸治jiu3 zhi4」
もぐさ moxa(モクサ)


倉田三平 |MAILHomePage

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