2002年05月20日(月) |
ライフ・オン・ザ・スクリーン |
何だかんだとメディア規制法案には反対表明してますが、見聞する限り、新聞やTV業界の体質はあんまり好きじゃないです。つまんないことで騒ぎ立てて(まあ平和な証拠ですけど)、どうでもいいことを大事に仕立て上げて、結局何かが狂っていく。森博嗣氏なんか「新聞もテレビも嘘が多くて嫌いだ」ってはっきり言ってますしね。まあ、それを言っちゃあおしまいよ、と寅さんになってみるしかないんですけど(笑) 聞いた話ですが、ある人が某大手A新聞の記者と話をしたとき、「我がA新聞にも批判って来るんですよね〜」とその記者が不思議そうな顔で言ったとか。自分たちが「批判する者」として振舞う以上、批判されることだって前提の上でやってるんじゃないのか? 「国民の知る権利」を笠に着て何をやっても自分達が正しいと思うのならば、それはあなた達が糾弾する政治家と何ら変わりがない。
そういや、韓国でネットゲーム「リネージュ」が大ブレイクだとか。深夜の報道番組で見たんですが、実際に統率力のある人が城主になって1000人の戦士を束ねたり、金儲けの上手い奴が高価な武器ブローカーになったりって・・・そんなの現実世界と全く同じじゃないですか(笑) ゲームである意味がなくないか? ダメな奴は、やっぱりここでもダメだったかと思い知るだけでしょう。たぶんそれは自分ですが(笑) ゲームの楽しさはある程度「枠」があるところじゃないのかなあ。その「枠」をどう楽しめるようにするかがゲームクリエイターの腕な訳で。例えば「ガンパレ」は自由行動が可能なゲームだけど、そこにはやっぱり「枠」がある。二重三重に用意されているけども。もし「リネージュ」の日本版が出た場合・・・自分にとって「枠」が楽しいかどうか、ですねえ。 人は所詮自由ではない。 自分とは何より強固な檻の別名であるからだ。 しかし、もし人が自由で在れるとしたら、それは「枠」を見極め、「枠」を脱構築しようとする意志の働きによってのみである。 ・・・ああ、電波なことを書いてしまった。いかんいかん。 それはそれとして。 アラニス・モリセットの来日公演に行こうかどうしようか迷っている早瀬でした。 ところでキムタクのハーロックと松本零士のトチロー(@スマスマ)は微妙におかしかった。逆の言い方をすると、「すごくおかしかった訳ではない」ですな。
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