早瀬の呟き日記

2002年07月24日(水) 「嵐が丘」(上)

訳がやや読みづらいのでなかなか進まないのですが、これは実にJ×SUGIですなあ(笑) 美人でワガママで気の強いキャスリンと捨て子のワイルド美青年(美しいって書いてあるもん)ヒースクリフ。とにかくこの2人のキャラクタにパワーがある。キャスリンはヒースクリフを好きだけど金持ちのプロポーズを受けて(ヒースクリフと結婚すると貧乏になるから/笑)その上で「あたしの命にかけて、だれのためにだって、あたしたちは離れないよ」とか言うし(笑) もういっそ清々しいほどにワガママです(笑) 

「(略)彼は、いつでも、いつでも、あたしの心の中にいる。よろこびとしてではないかも知れぬということは、あたしがあたしにとって、いつもよろこびだといえないと同じだけど、彼はあたし自身と同じ存在なのよ。(略)」(阿部知二訳/P139)

最近J×SUGI症候群も末期になってきましたようで・・・。


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琳 [MAIL]