訳がやや読みづらいのでなかなか進まないのですが、これは実にJ×SUGIですなあ(笑) 美人でワガママで気の強いキャスリンと捨て子のワイルド美青年(美しいって書いてあるもん)ヒースクリフ。とにかくこの2人のキャラクタにパワーがある。キャスリンはヒースクリフを好きだけど金持ちのプロポーズを受けて(ヒースクリフと結婚すると貧乏になるから/笑)その上で「あたしの命にかけて、だれのためにだって、あたしたちは離れないよ」とか言うし(笑) もういっそ清々しいほどにワガママです(笑)
「(略)彼は、いつでも、いつでも、あたしの心の中にいる。よろこびとしてではないかも知れぬということは、あたしがあたしにとって、いつもよろこびだといえないと同じだけど、彼はあたし自身と同じ存在なのよ。(略)」(阿部知二訳/P139)
最近J×SUGI症候群も末期になってきましたようで・・・。
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