カンラン
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2003年10月18日(土) 抜髄





おいしい焼肉明け。

いや、正直焼肉食べてるそばからおかしかったんよねぇ。

ついに痛みは確信へ。

以前治療してもらった歯。

重ねて告白すると、

少し前から熱いものや冷たいものを口にしたとき、

果ては風が吹いただけでもきぃぃんっときてたんよねぇ。





そんなわけで土曜朝いち診療所。

打たれ弱くしっぽお股に挟み気味の私に、

局部麻酔がばすばす打たれる。

ちくっ、ちくっ・・・を数えてるうちに、

失われていく感覚のしっぽが

するりと手からすり抜けていくような感じが好きだ。





思いっきり大きな頭のドリルで

ごぉりごぉり重たい音を響かせながら

私の歯が削られていってるのを他人事のように感じながら

(音と振動はこの上なく自分事だが。)、

あぁこの歯は私のものではなくなるんだなぁなどと

がらにもなく少ししんみりした。

神経の通らないちいさなカルシウムとセメントのかたまりだ。

痛まないのは嬉しいけれど。





ぽっかり開いた穴の中を

器具がかけずりまわって私の神経を掃除する。





休みの日は、しばらく診療所通い決定。







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