カンラン
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思ってもみないかたちで昔の知り合いの消息らしきものに触れ、あたまとこころがざわざわざわと騒がしい。
できるだけ長く頑丈な綱を用意するも、記憶が眠る谷は深く深く。 夢半分、現実半分といったところで、飛行機に乗って同じところで何度も何度も旋回しているような感覚。
おもかげがあるようでないようで。 知ってる人のようで知らない人のようで。 ざわざわざわざわ。
携帯の機種変にふみきった。 変換候補が目の前に並んでいるのに選ぶことができないストレスからさようなら。 壊れた携帯に腹を立てたり、反対にごきげんとったりしながらしのいだ初夏の日々。 携帯って本当に生活に入り込んでいるのだなあ、今更ながら。当分、操作に手こずりそう。
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