カンラン
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2007年07月19日(木) ひとり相撲

予告通り寝具の洗濯。

あとさき考えずなんでもかんでも洗濯機に放り込んだので(計3回まわした)、干す場所に困り、苦悩。つめつめ、回転などなど思いつきの荒業でどうにかこうにか夕方までにすべて乾かすことができた。

布団を干したり、シーツを洗った晩の、眠りにつく前のほんのひとときはまさに至福の時間。苦労が報われる瞬間だと思う。この気持ちよさはおそらく自己満足なんだろうなあといたっていつもと変わりない様子の隣人を見やる。それでもいいのだ。自己満足万歳。しあわせは感じた者勝ちなのだよ。

というのも、結婚の折に両親が持たせてくれたテンピュールのマットが重いのだ。その寝心地といったら、ぴのきが何度もどたっばたっと倒れこんで遊ぶほどナイスなんだけれども。
持ち上げるのがなかなか大変で、当初は頑張って押入れに上げ下げしていたけど、お腹が大きくなってからは断念。部屋の片隅にどんどんとたたんでおくようになり、今はたたんだ状態のものを二つくっつけて、日中はぴのきのお昼寝ベッドとして使っている。

今日のように丸がえするとなると、かなりの覚悟を要する。
マットカバーをはずすのはよしとしても、洗って乾いたカバーをつけ直す作業が困難極まりない。
一反木綿から赤ちゃんを託されたようだと思う。
そう思えばちょっとは楽しい気分になれるかと思えばそういうわけにもいかず、一反木綿のようにひらひらではないことに腹が立つ(勝手)。
人間のからだより大きく、首も腰も据わってないぐにゃんぐにゃんの赤ちゃん。・・・重たい。

そんなこんなで、よいこらせどっこいせと一反ベビーを中心に私が動き回ってカバーをつける。ひとりで相撲をとっているような具合だ。そこに来なくていいのに、ぴのきが参戦。より一層、重労働。お先真っ暗。

今夜はひとりでむふむふ労をねぎらって心地よい眠りにつくのだ。
邪魔しないでね。


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