カンラン
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京都から東京へ転勤した友人から葉書が届いた。
きわめて「仕事」的な葉書。変わらない文字で余白にちょこっと書き込まれたメッセージを見てほっとする。日々忙しく働いているのだろうなあ。充実した毎日に笑う顔が浮かぶ。
離婚したのかどうかはまだ謎のままだ。 いつかゆっくり話を聞ける日がくるだろうか。
つちのこ氏の職場に提出する書類をもらいに区役所へ赴く。
去年は、大きなベビーカー(AB兼用、レンタルしていたもの)に4ヶ月ぐらいのぴのきを乗せて、暑いさなか、アストラム→路面電車→徒歩という修行めいた行程をたどった。 路面電車は案の定低床じゃないやつが来て、1、2本見送ったところで親切な車掌さんに上げ下ろしを手伝ってもらった。 広島駅から区役所までの道でへばり、よたよたと道端の自販機でお茶を買ってその場でごくごく飲んだことが昨日のことのようだ。
今年は、勇気を出して車で出動。 昨夜、寝床で何度も何度も思い描いた道のりを、実際に忠実に再現。 無事に用を済ませたあとは、残りの勇気を振り絞り、近所のスーパーに寄って買い物もできた。
途中で眠りに落ちたぴのき。 スーパーに着いて車から降ろしても、買い物が終わって再び車に乗せても、家の駐車場に着いて三度車から降ろしても、家に帰って布団の上に寝かせても、起きなかった。深い深い眠りはそのまま本格的なお昼寝にシフトチェンジ。 母のつたない運転に緊張されていたのか。
車で行くのはとっても涼しくて、楽は楽。 でも、出かける前(たとえば前日)から気苦労がたえないのがなあ。できることなら、若葉か枯葉をつけたい。どかんと。
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