カンラン
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2007年08月22日(水) むっつり

気長に待っていた荷物(工具やら石やら真珠やら)が早々に届いたので、机に向かって黙々と作業に取り掛かる。



最近ふと考えたことがある。
一緒に暮らし始めて2年以上になるつちのこ氏と私。正直、お互いの習性にかなりのずれがある。
そして、それらはときには修正され、ときには黙殺され・・・。

学生時代の付き合いならば、「ときどき同棲」なんかで素を垣間見るチャンスもあったであろうに、我々に関してはそのあたり、ぶっつけ本番的なものだったし。(こんな風に書くと、昔のお見合い写真結婚みたいだ)

多分、一番の大きな違いは、つちのこ氏は社会人になるまで自宅暮らしで、一方の私は中1から寮生活を送っていたことにあるのだと思う。
結婚するなら自分と同じように寮生活(もしくは、少し妥協して、ひとり暮らし)をしたことがある人にしようと思っていたのに、結婚してしまったのだから、それはそれでいたしかたない。
(注:決して後悔とかしてない)

かたづけ、そうじ、時間やものの使いかたにいたるまで、一通りちぐはぐちぐはぐあって、現在に至る。

つちのこ氏のえらいなあと思うところは、何かをするにあたって労力を惜しまないところだ。
私は物事を始める前から、ついつい片付けるときのことが気になってしまい、億劫になるタイプ。どうにかして洗い物が出ないよう、出ないようにしたい。そこに固執してしまって、ゼロでステイしてしまうことも。つまり、はなから何もしない。これぞまさに究極のずぼら。

結婚してもうひとつ気づいた私の特性は、時間を気にすること。
つちのこ氏と比べると、それは「気にしすぎ」の域に達しているのではないかと思われるほど。おそらくこれも寮生活の後遺症だなあ。
できること、できる時間があれば、やっておかないと落ち着かない。
次にいつ、自分ひとりが自由に使える時間がやってくるか鼻を利かせながら過ごしている具合。
結構、せわしないと思う。(反省)



そんなわけで(ながい)、近頃ますます自由時間をめっけてはむさぼり食うように過ごしている次第です。
矢車草に葉っぱのチャーム、スワロフスキーのペリドットやら淡水パールやら、じゃらじゃらつけてみた。どうかなー、と思いつつ購入したコロラドトパーズが予想以上によかった。落ち着いた色みの石。

もっと時間をかけてつくる過程を楽しみたかった気もするけど、できあがっていざ使えるようになるとやっぱり嬉しい。
またパーツを買い足していろいろ作ってみたいなあ。

好きなことに集中して疲れるのって、いい。
その後、すとーんと眠りに落ちられるところまでが、この上なく、いい。


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