カンラン
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前回のめだか集団死事件から日も浅く、両肩のあたりをまだ故・めだかちゃんたちにつっつかれているような状態なのにもかかわらず(喪が明けていない感じ)、新たに選抜メンバーを持って帰れとのりのりで支度してくれたお義父さん。
お義母さんに「私、自信がないんです・・・」と助け舟を求めてみるも、「大丈夫、大丈夫。お父さんも今までたくさん死なせてるんだし、うちにはめだかたくさんおるんだから☆(キラキラ)」とさわやかににかわされ励まされてしまい、結局、めだかさん第二弾がうちにやってくることになった。
あらゆる可能性を考慮して、このたびは白めだか6匹。 (前回は白めだかのほかに2種類同居していた)
白めだかはなんだかしらすみたい(もうすでに茹でられてる感じ。レディー・トゥー・イート)でちょっと嫌だなあと思ったのだけれど、巷では1匹360円ぐらいするというつちのこ氏のリサーチ話にその気になったお義父さんを止めることはできなかった。
車およびフェリーに揺られてもくたばらない鋼の心臓を持つ(とお義父に太鼓判を押された)選りすぐりのめだかさん達は、上部を切り取られたペットボトルに入れられ、私は車内でそのペットボトルをどんな風にして死守すればよいかをレクチャーされた。
すべては、ぴのきのため。
そんなこんなでわが家にやってきた白めだかご一行様。 前回悲劇の起こった水槽に移しかえ、今度はそうっと地面に設置。
越してきて5日目になるが、とてもとても健やかに育っている。 しらすのようだと思った白いボデーも落ち着いて観察してみると、きらきらと光沢のあるきれいなもので、陽の光があたるたびに私とぴのきの目を喜ばす。
それにしても、白いからだから排出される糞は普通に濃色で意外とごっつい。それらは確実に水槽の底に貯蓄されつつあり、私としてはそれが気になるところなのだが、お義父さんの「BROOCH(ここはもちろん本名で)ちゃん、水替えのときがあぶないんよ。わしはようけ殺したからな」ということばがリフレインしているため、現在のところはとりあえず言いつけ通りに1/3ずつ日向水と交換するにとどめている。
一ヶ月に一回の全交換がおそろしい。
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