カンラン
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子どもを産むと女性は強くなるという。 本当だろうか。 私のように術後の痛みと格闘はしたけれどいわゆる産みの苦しみを知らない人間についても当てはまるのだろうか。
子どもを産むという行為はそれはそれは大変なことであるけれど、そっから先、子どもを育てるという行為は絡みに絡まった茨の道のように思う。 棘で傷ついたり、躓いたりしながらも、ところどころに咲くちいさな花に頬をゆるませ、また進む。 (悲しいかな進んでいる実感すらなかったり)
さて、そんなこんなで私も強くなれたのか(なれなかったのか)、今日はひとつ冒険をした。大袈裟なようだけど、今までの自分からは想像もつかなかったこと。
市内中心部まで車で出かけました!すごいぞ、私!!
出かける数十分前まで「やっぱり電車かバスで行くべきか」などとねちねちとした葛藤があったものの、最後は鍵をポッケにじゃらりと入れ、覚悟を決めて駐車場へと向かいました。男前。 これは本当に画期的なことであるよ。 いまだにひとり興奮。 (つちのこ氏が「今日のヨガどうだった?」とか尋ねてくれないので私の方も変な意地を張ってしまい、報告していない)
駐車場は、悩んだ末に、実家の母が時々利用している立体駐車場にした。 「子どもさんがおられるようですから・・・」と係の人が車の出し入れをしてくれたのが嬉しかった。
今度から絶対ここだなと思ったけれど、もしかしたら(ヨガの)教室が移転するかもという情報を入手。移転先はかの駐車場からだと少し遠い。 どうしようかなあ・・・うーむ。 まあ、また考えるさ。
出会うべきときに出会った人にぽんと背中を押してもらえた私はなんてしあわせなんだろう。感謝。 やっとこさ踏み出せた一歩を無駄にしないように歩みを重ねていきたいと思う。
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