カンラン
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3日の日に突如実家より姿を消してからかれこれ10日以上もの日々が流れている。その間に重症だったつちのこ氏を筆頭にメンバー全員が健康を取り戻したわが家。
連休前の週は「肉なんてなくてもいいよね」などとつぶやきながらただひたすら胃にやさしい食事(素うどんは卒業)をとり、その反動で3連休はスパゲティーに、ハンバーガーに、お好み焼きに・・・はてはステーキ。そのあとパフェーなるものまで食べにわざわざファミレスまで出かけたりもした。 さすがにど貧民と化していた胃たち(3つ)も疲労し、週が明けてからふたたび健康食にお世話になる始末。 もうそれほど若くはないのだから、ここらでちょいと落ち着こうぜといい加減肝に銘じる。
留守中に突如姿を消した(一応電話で連絡はした)私たちを気にかけて、以来何日かおきに実家の母が連絡をくれていた。
「あんたら、生きとる?」
「つちのこ(ここはもちろん本名で)くんは仕事行けよるの?」
「食料は調達できよるん?」
「うちはぴんぴんしよるけ安心しんさい」(感染してなくて本当によかった)
そんな母との再会が本日ついに実現。長かったなあ。 お互いあれやこれやと近況を報告。
ぴのきには手編みの帽子をプレゼントしてくれた。グリーンに白いラインが1本入ったニット帽で、てっぺんに白い毛糸で編んだ星のかざりが垂れている。 最初被ることをかたくなに拒んでいたぴのきも、行く先々のお店で「あら、かわいい帽子じゃね」などといろんな人に褒められるうち、だんだんとその気になってきて、最後には赤い顔をしてあきらかに暑いだろうに外すことを拒む始末。 右に左に首をかしげて星の飾りが揺れるのを楽しんでいた。
また近いうちに実家に遊びに行きたい。 今日は母(ばば)と別れてもぴのきが大泣きしなかった分、帰りの車の中で私の方がちょっとしんみりしてしまったよ。
くまのぬいぐるみは痛恨のミスで結構な後戻りを強いられた。 (2枚目の腕の長さが所定の長さの半分しかなかった)
がんばれー、私。
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