カンラン
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2008年02月18日(月) |
しあわせとカレーとトイレの壁 |
レンタルショップにてずーっと借りられっぱなしだった『酒井家のしあわせ』をついに確保。
今宵、鑑賞。 穏やかな一本。現実とかけ離れすぎず、無理のない設定のものがありがたいなあと思う今日この頃に、すうっとしみこむ。そして、さあっと消えゆく。 子役の女の子がかわゆい。
しばらくご無沙汰していたホワイトカレーを夕食に。
わが家はそのときどきでカレーのスタンダードが移りゆく。 結婚前から結婚後しばらくはグリーンカレーにはまり、その後ホワイトカレーに移行(この期間は短めだったように記憶)。去年だったか一昨年だったかからは、スープカレーの台頭にめろめろになった。スープカレーの、軽いのに辛さがしっかりしているところがたまんないのさ。
ひさしぶりのホワイトカレーは、昔の恋人にあったかのような懐かしいお味がした。 それに、おいしくなったうちのお米。今までつちのこ氏所有のシングルライフ用炊飯器を使っていたのだけど、今年に入ってからついに新調したのだ。 何度も排水溝に落ちてなくなってしまうつゆ受け(メーカーから取り寄せたり、アルミ箔で無理やりレプリカを作るという悪あがきをしてみたりもした)や、3合炊きとは言え2合も炊けばこちらが苦しくなってしまうぐらいぱんぱんになってしまうおかまとも決別。
画期的だったのは、予約機能。以前使っていたものでももちろん予約はできたのだが、選べるのは「6、7、8、9時間後」という4種類で、夕方5時に炊き上がって欲しい場合、お昼の12時にセットしなければならず、12時に他のことで忙しくしていてセットするのを忘れてしまえばもはや予約はできないという人には言えない(と言うか、言っても仕方ない)苦悩があったのだ。 新しいのは、「午後5時」と設定できるのがすばらしい!台所の片隅で拍手を送る。 ちなみに、毎日嬉しげに「おこげ」でセット。ちいさなしあわせ。
(私たちにはどうもかねてより新婚ぽくない香りが漂っているが)世の新しめの家庭って、きっとこういうぴかぴか感を早い段階で味わっているものなんだろうなあ。 お米ってこんなに大きくてふっくらしていたのね、といちいち感動している次第。
・・・それよりも、今後のわが家のカレー事情に変化はあるのか?
古着屋でもらったフリーペーパーを読んでいたら、いいことばを見つけたので、ここにメモ。
「大好きな人との出逢いを求めるのではなく、人を大好きになれる自分になることが大切です。」
沁みる。ひとり暮らしだったら、トイレの壁に貼り付けてたぜ。
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