カンラン
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昨日は悪夢のようなスタートだった。 朝目が覚め、起き上がろうと思ったら激痛。 寝ぼけた頭で「あれ?」っと思い、とりあえず寝返ってみようと試みたところ、これまた出来ず。 頭のてっぺんからぐっさり支柱を埋め込まれたかのように固まっており、首がまわらない。まわそうとすると、土台部分がすごく痛い。 ひぃぃぃぃ・・・と声にならない悲鳴をあげつつじっとしていたところへ、「ままー」と悪魔の声。いきなり上に乗っかられ、あまりの痛みにただただぷるぷると震える。
息を吸い込むだけでも痛むので、つちのこ氏にぴのきをまかせて馴染の按摩さんへ。 普段ならちょっと美容院に出かけるぐらいのことでも家に残してきたぴのき(&つちのこ氏)のことが気になって仕方ないのに、今日ばかりはもう何も考えられず「首が、首が・・・」で頭をいっぱいにしながら街を突進した。 こういうのを頭が真っ白というのかな。イメージ的にはねずみ色だったが。
鍼(未経験)をすすめられるのも覚悟の上で受付にて症状を説明したが、結局マッサージとなる。 揉んでもらっていると、やっとたどり着けた安心もあってか、徐々に状況が見えてきた。 「首が、首が」と思っていたが、どうやら痛むのは背中。(生えているとしたら)羽と羽の間の部分が痛い。 一時間ほど揉んでもらって帰宅。 (帰りはわが家の男たちが迎えに来てくれた)
夜、ぴのきがなかなか眠ってくれず、つちのこ氏も「疲れた」といってさっさと眠りについてしまう。 薄明かりの居間で、背中に湿布を貼ろうとひとりで格闘していたら涙がでてきた。 これが実家だったらお母さんがいてきれいに湿布を貼ってくれるのに。手が届かなくてこんなにめちゃくちゃだよ。よよよ・・・だなんて日記を書いてる今となってはお恥ずかしいかぎり。 でも、からだが弱ってるとこころまで弱っちまうの。
今朝。 息をとめて起き上がったところ、少し痛みは残っているが、随分とましになっていた。 按摩さんにいかせてくれたつちのこ氏よ、揉んでくれた按摩さんよ、そして私の貼った湿布たちよ、どうもありがとう。 こころも回復なり。
今夜はかならずつちのこ氏に湿布を貼ってもらおうと決意。
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