カンラン
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紙に文字を書き連ねたい衝動に駆られている。あてどなく。 日記もノートに手書きのかたちに替えてみようかな、などと思う日もあり、せまいこころの中をいろんな思いがとんとんとんとんとはねかえりまくっている。
どうも紙のほうが私のことばをうまく引き出してくれるような気がするのだ。パソコンの画面にもこうして文字は並ぶのだけれど、どういうわけか見えない篩のようなものがあり、ぽろりぽろりと零れ落ちることばが多く、なにより書き終えたあとのすっとした気持ちがない。
紙をつくる(紙を漉くなどという意味ではなく、たとえば絵をつけたりだとか)というところから自由になる魅力も大きい。
どうしようかな。 急ぐ必要もないので、ぼちぼち考えていくことにする。
先週末あたりより、おしりが痛い、ふたたび。 相変わらず病院に行っていないので、坐骨神経痛(疑)である。
月曜日はちょうどつちのこ氏が休みだったので、ぴのきを見てもらっている間に按摩へ出かける。
その帰り、ひさしぶりにリブロに寄って本を物色。ぴのきが一緒ならばまず近寄らないエリアだ。 今、編み物熱も下がっているし、ぽけーっとゼロの状態で棚を眺める。(もしかすると口が開いていたかも知れない) 以下、購入した二冊。
・「手紙手帖」 木村衣有子 ・「消しゴムで和のはんこ」 我那覇陽子
帰りの電車の中からふむふむと読みふけり、あやうく乗り過ごしそうになる。
「手紙手帖」は、ひとがどんな手紙を書くのかが垣間見れたりしてなかなかに面白い内容。私は決まった相手としか文通しないので、なんていうか、近所の未知の路地に入り込んだかのようにわくわくした。 著者の書く文字が予想以上に若い(ぴょんぴょんはねてて落ち着かない感じ)のと、ところどころに「昔の恋人」(詩人、だったらしい)の話が登場するのが多少引っかかるが。
ここちよさと言えば。 つちのこ氏が最近買ったユニクロのパンツ(ズボンではなく、肌着の)を非常に気に入っている。 あんまり熱そうなので(想いが)、「柄違いとか、もっと買っといたら?」と言ってみたところ、「BROOCHさんが毎日洗ってくれるので、現在の二枚で十分間に合っている」とのこと。謙虚な人だ。私だったらついつい買い足してしまうな。日用品でお手ごろ価格とくれば、なおのこと。
シルクのようなてろてろした素材のもので、その履き心地は「時として履いているか不安になることがあるほど軽やかでさらりとしている」らしい。(つちのこ談) ちなみにつちのこ氏、下シャツも同素材のものを愛用中。(こちらは去年ぐらいから使っている)
男性で興味ある方はぜひ。 あんまりにもつちのこ氏が推すので、私は実家の父にプレゼントしようかしら。
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